今日は2022.01.31にリリースされたLinux Lite5.8 を使ってみたいと思います
Linux LiteはNew Zealand(ニュージーランド)発の、DebianとUbuntuに基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです
カスタマイズされたXfceデスクトップ環境は、シンプルかつ軽量のデスクトップエクスペリエンスを提供 デスクトップ上での移動は至ってシンプルで直感的 メニューとシステム設定に簡単にアクセスできるため、初めてでも迷うことなく使うことができ、多くのシーンでの活躍が見込まれます
Linux Liteはビギナーユーザーが簡単に操作できるよう、強力なLite専用ツールがプリインストール Windowsユーザーでもスムーズに使えるよう、Skype・Steam・Kodi・Spotify等の定番のソフトウェアや無料のOfficeアプリなど、使い慣れたユーザーインターフェイスとデスクトップ環境を多くのユーザーに提供します


Linux Liteはセキュリティ面でも、高度に設定可能なファイアウォールとデスクトップ上のセキュリティ更新通知を設定 ユーザーは安心してコンピューターを使うことが出来ます


今日はCore2Duo U7500搭載のPanasonic Let’s note CF-R6にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Linux Lite5.8

Release | 2022.01.31 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu (LTS) |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Xfce |
システム要件
最小推奨 | 推奨 | |
CPU | 1GHz | 1.5GHz |
メモリ | 768MB | 1024MB |
ディスク容量 | 8GB | 20GB |
解像度 | VGA画面 1024×768 | VGA・DVI・HDMI画面 1366×768 |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download
今回使用するISOイメージファイルは、linux-lite-5.8-64bit.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま一番上を選択したままEnterキーを押します

起動しました 先ずは順に沿って進めます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーは使用する言語で使うことができます

Linux Liteのインストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
普通に即戦力で使用可能です

Linux Lite5.8のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

Whisker Menu
アプリケーションランチャーは、Xfceの機能的でシンプルなWhisker Menuが設置されています

サウンドコントロール
パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューよりオーディオミキサーを呼び出せます

日時
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーが表示されます

デスクトップ上での右クリックメニュー
Xfce環境なので、デスクトップ上での右クリックメニューにはアプリケーションランチャーが設置されています

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
Xfce環境の各種設定ツールの設定マネージャーです

設定マネージャーには、OSを便利に使うことができる為の多くのLinux Liteツールが追加されています

Thunar
Xfce環境の高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal
Xfce環境のターミナルエミュレータのTerminalです

Lite Software
GUI操作にてアプリをインストール可能なLite Softwareです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです

このパソコンでは、そこそこ使うことができました
Google Chrome
となると今回も試してみたくなります 64bitだしGoogle Chromeを公式よりインストール
ウェブブラウザのGoogle Chromeです
なんだかんだで使い勝手良く、人気のブラウザです

このパソコンでは、嬉しい事にそこそこ使う事が出来ます
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
GIMP
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

このパソコンでは、そこそこ使う事が出来ます
VLCメディアプレイヤー
マルチメディアプレイヤーの定番VLCです

日本語入力
Linux Lite5.8には日本語関連ツールのIBusがプリインストール済みです
iBusを便利に使うために、入力メソッドのMozcをインストール設定します
iBus-Mozcをインストール
Terminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc
iBusを設定
パネルにはIBusが常駐しているので、Mozcインストール後はパネルよりIBusを再起動させます

再びパネルをクリックしてIBusの設定を開きます
- 入力メソッドタブには、日本語キーボードのみが設定されています
- Addをクリックして、先ほどインストールしたMozcを追加します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき
Linux Lite5.8はCore2Duo U7500搭載のWindows Vista世代のパソコンのPanasonic Let’s note CF-R6AW1BJRで、そこそこ軽快に動作しました


今回のインストールで消費した容量は9.68GBと多機能の割にミニマムに収まりました インストールするなら25GB以上は欲しいところですね

インストールするパソコンはLinux Lite5.8は64bitのOSなので、今回のようなWindows Vista世代以上のパソコンのセレクトになると思います
今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR




CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 Windows98世代のゲームをISO化してプレイするのには最適なパソコンです 寝モバ的な使い方でのゲームは至福の時間です |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

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