本日は2022.06.30 にリリースされたCondres OS 1.0Plasmaを使ってみたいと思います

Condres OS は Italy(イタリア)発の Debian ベースのLinuxディストリビューションです

近代的なスタイルで美しくカスタマイズされたOSは直感的で誰にでも使いやすくビルド 多くのシーンでの使い勝手が見込まれます

今日はWIndows VistaモデルのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
Condres OS 1.0Plasma

Release | 2022.06.30 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、Condres_Plasma_1.0_x86-64.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールを進めていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました インストーラーは使用したい言語をセレクトして使うことができるので比較的使いやすくなっています

ロケーションを地図上をクリックして設定します

キーボードレイアウトを設定します

インストールするパーティションを設定します
このパソコンには他のOSも入っているので任意のパーティションにインストールしたいので、手動パーティションを選択します

インストールしたいパーティションを選択してオプションを編集指定します

必要最低限のユーザー情報を入力します

最終確認です 確認後にインストールをクリックしてインストール開始させます

インストール終了までお茶でも飲みながら待機しましょう
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快★★★★☆
普通に即戦力で使うことができます

Condres OS 1.0Plasmaのデスクトップはパネルは下部に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、KDEのシンプルで機能的なランチャーが設置されています

サウンドコントロール
コンピューターに装備されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューでオーディオの設定を呼び出せます

状態と通知
右側のパネルのアイテムの状態と通知が表示されます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
KDEシステム設定
各種設定ツールのグローバルなKDEプラットフォーム設定のシステムマネージャーです
デスクトップをカスタマイズおよび管理 検索機能で想定される設定を絞り込み、アイコンより詳細情報を示すツールチップが表示できます

Discover
KDE環境のアプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリのインストールや更新ができるツールです

Dolphin
Dolphinは使いやすさを重視したKDEのファイルマネージャーです

Konsole
KonsoleはKDEの端末エミュレータです

Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作しました
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは軽快に動作しました
Gwenview
Gwenviewは、KDEデスクトップの画像ビューアです
高速で使いやすいビューアで、画像のコレクションを参照して表示させるには最適なアプリです
Gwenviewは編集面でも簡単な画像操作をサポート 回転・ミラー・反転・サイズ変更・コピー・移動・削除などの基本的なファイル管理アクションをサポート
スタンドアロンアプリケーションとKonquerorブラウザの埋め込みビューアの両方として機能 KIPIプラグインを使用して拡張できます

Clementine
Clementineはマルチプラットフォームの音楽プレイヤーです
Amarok1.4をインスパイアビルド 音楽の検索・再生が簡単に素早くできるのが特徴 ローカルミュージックライブラリの検索と再生 インターネットラジオの試聴 Box・Dropbox・Google Drive・OneDriveなどのクラウドストレージ等の連携など、多くの機能を搭載しています

日本語入力
Condres OS 1.0では今回iBusをインストール設定して日本語入力として使用します
iBusはインストール〜再ログイン後にはパネルに常駐してユーザーをサポートします
クリックメニューより設定を開き確認します

入力メソッドの設定が日本語キーボードとMozcで設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Condres OS 1.0Plasmaは、Core2Duo E4300搭載のWindows Vista世代のパソコンのFMV DESKPOWER CE50W7で快適に使うことができました


今回のインストールで消費した容量は7.85GBと割とコンパクトに収まりました インストールするなら25GB以上は用意してあげたいと思います この辺はユーザーの使い勝手で臨機応変に対応していきましょう

インストールするパソコンは、Condres OS 1.0Plasmaは64bitOSなのでWindows Vista世代以上のパソコンになると思います 今回使用したパソコン以上なら良いパフォーマンスを見せてくれると思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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