今日は2022.11.15にリリースされた2022.11Fedora Workstation 37.1.7を使ってみたいと思います
Fedoraは、Red Hat社が支援するコミュニティー「Fedora Project」によって開発されているRPM系Linuxディストリビューションです

ワークステーション・サーバー・IoTとオフィシャルなエディションを提供
オープンソースなプラットフォームのFedoraは、イノべーティブで自由 ハードウェア・クラウド・コンテナに使え、ソフトウェア開発者やコミュニティのメンバーの使い勝手に合った解決策をを元に構築します

FedoraはデフォルトのデスクトップはGNOMEを採用していますが、他の環境を望むユーザーの為にSPINS版があります
SPINS版は、KDE Plasma・Xfce・LXQT・MATE-Compiz・Cinnamon・LXDE・Soas・i3と多くの環境を用意 Fedoraの魅力を多くの環境下で楽しむことができます
今回はデフォルト環境のGNOME版を使ってみたいと思います


今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
Fedora Workstation 37.1.7


Release | 2022.11.15 |
Type | Linux |
Based on | Independent |
Package Management | RPM (dnf) |
Architecture | armhf, i686, powerpc, ppc64el, s390x, x86_64 |
Desktop | Awesome, Cinnamon, Deepin, Enlightenment, GNOME, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Pantheon, Ratpoison, Xfce |
最小システム要件
Fedoraが快適に動作する為の最低限のシステム | |
CPU | ー |
メモリ | 2GB |
ディスク容量 | 最小20GBディスク必要 |
2GB以上のUSBメモリ |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
Download
今回使用するISOイメージファイルは、Fedora-Workstation-Live-x86_64-37-1.7.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って快適です ★★★★★
文句なしの抜群のパフォーマンスです

Fedora Workstation 37.1.7のデスクトップはパネルは上に設置されています マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アクティビティ
アクティビティではワークスペースの切り替えができます

アプリケーションをクリックでアプリケーションが表示されます
Fedora Workstation 37 1.7のアプリケーションランチャーは全画面タイプが設置されています

日時(通知エリア)
通知エリアはパネル上は時計を表示 クリックでカレンダーと通知エリアが表示
登録されたスケジュール等もポップアップ表示で知らせてくれます

システムトレイ
サウンドデバイスの音量調整・ネットワークの設定・セッションのオプション等の、システムの設定ツールです

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの背景の設定
デスクトップの背景の設定には、オリジナルの画像が用意されています

System Tools
設定
設定は各種設定ツールの設定です

ファイル
ファイルはシンプルなファイルマネージャーのファイルです

GNOME 端末
ターミナルエミュレータのGNOME 端末です

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウエアです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです


Applications
Firefox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは快適に動作します
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは快適に動作します
画像ビューアー
画像ビューアーはGNOMEの画像閲覧ツールですです

このパソコンでは快適に動作します
Rhythmbox
Rhythmboxはデジタル音楽を再生・整理するオーディオプレーヤーです
iTunesの影響を受けているフリーソフトウェアで、GNOMEデスクトップでGStreamerメディアフレームワークを使って動くように設計 パソコン内の音楽の検索や並べ替えプレイリストのグループ化や整理し、カスタマイズした規則に従って自動的に更新します
Rhythmboxは様々なデジタル音源の再生をサポート インターネットラジオやPodcastのストリーミング再生やReplay Gainをサポートしています


日本語入力
Fedora Workstation 37 1.7は日本語入力メソッドのiBusがインストール済みです Mozcをインストールして設定して使用しました
iBus-Mozcインストール後にコンピューターを再起動させ、起動後に設定を開きキーボードより入力メソッドの設定を確認します
入力ソースは日本語キーボードとMozcが設定されています

パネルにはiBusが常駐しユーザーをサポートします

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Fedora Workstation 37.1.7は、Core2Duo E4300搭載のWindows Vista世代のパソコンのFMV DESKPOWER CE50W7で快適に使う事ができました





今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
コメント