OSにはLinuxでパネルと呼ばれるバーが設置されています 呼称はOSにより様々で、設置位置も上下左右と色々な場所に設置されています 下図はLinuxのantiX19でパネルは下に配置されています

Windowsではタスクバーと呼び、デフォルトで下に配置されています

Macではメニューバーと呼び、上に配置 下にはDockというランチャーが配置されてます

Linuxのパネルは下上左と様々ですが、右に配置されている KaOS-2020.01 を試してみようと思います
使用するパソコンはデスクトップ環境がKDE Plasmaなので、i5を積んだCF-N9を使います
KaOS-2020.01-x86_64

OS Type: Linux
ベースディストリ:Independent
アーキテクチャ:x86_64
デスクトップ環境:KDE Plasma
ダウンロード
CF-N9LWCJDS

CPU:Core i5 560M
RAM:DDR3 PC3-6400 4GB
VIDEO:Intel HD Graphics VRAM 763MB
STORAGE:SSD128GB
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



CF-N9LWCJDS で起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます [F2]キーを押して言語を選択します 選択後に[enter]キーを押します


起動しました デスクトップはシンプルで派手さはありませんが良い感じです 右側に設置されたパネルは、シンプルな造りもあり不自然さを感じさせません


通知領域のアップデートを知らせてくれるパックマンが地味に可愛いです

アプリ管理ツールのOctopiです

いちいち登場するパックマンが可愛いです

ファイルマネージャは高機能のDolphinです

オフィスアプリはLibreOfficeがフルに入っていますので、仕事でも即戦力で使う事ができます

KDEのパーティション管理ツールです 記憶ストレージのフォーマットや編集ができます

ISO Writerです UNetbootinの様にISOイメージをUSBメモリに書き込めるアプリです

Youtube再生プレイヤーのSmtubeです 低スペックパソコンでYoutubeを視聴する際にCPUに負担を掛けず再生します


各種設定できる KDEシステム設定です

デスクトップのテーマも変更出来ます

なんだかんだでダーク系のテーマは格好いいですよね

Octopi でメディアプレイヤーのClementineをインストール起動

Clementineはクラウドストレージと同期し、メディアファイルを再生出来ます


あとがき
KaOSは比較的に使いやすいディストリです 右側に設置されたパネルは慣れれば意外と使い易いのかもしれませんね 個人的にパネルに設置されている電卓が使いやすく好きですね 自分が右利きなので、右パネルのアイテムが地味に使いやすく感じましたのかもしれません 右パネルは右利きに使いやすいのかもしれませんね

良い部分もある KaOS ですが、初心者にはあまりお勧めできないディストリでもあります
デフォルトで使う分には初心者でも使えますが、それより先の拡張性の面で少々難易度が高くなるので、そちらの面で使いづらいディストリな気がします

KaOSはKDE Plasmaのデスクトップ環境なので古いパソコンや低スペックのパソコン向けではありません 今回試したパソコンは古いパソコンではありますが、CPUにCorei5を積んでメモリも4GBです そこまでのスペックは求められませんが、CPUクロック2Ghzにメモリ2GBは欲しいところですね もしインストールしたい場合は、とりあえずLive Bootにて試してみた方がいいですね
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