令和2年1月 低スペックのVAIO TypePで、超軽量ディストリKANOTIX nightly-LXDE 32bit を日本語化して試してみた

Debian
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DebianベースのディストリのKANOTIXを試してみました 何故KANOTIXを使うのか? 32bitがあるからですw DebianベースでLXDEで32bitとくればVAIO TypePの出番です

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kanotix32-silverfire-nightly-LXDE

Release 2019.12.03
Type Linux
Based on Debian(Stable)
Package Management dpkg
Architecture i686, x86_64
Desktop KDE, LXDE 

ダウンロード

kanotix.com :: GNU Linux Live system based on Debian, optimized for HD-install and high performance
GNULinuxLivesystembasedonDebian,optimizedforHD-installandhighperformance

VAIO TypeP VGN-90HS

CPU Intel® Atom Processor Z540
RAM DDR2( SDRAM)2GB
STORAGE SSD64GB

Live BootできるUSBメモリの作成

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起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます 上から2番目を選択 [enter]キーを押します

起動しました 想像以上に軽い挙動に期待が膨らみます DebianベースでLXDEデスクトップなので軽くなる条件は十分に揃っています

こう軽いと日本語化して使ってみたくなります

日本語化

とりあえずDebian系なのでアップデートします インストールはそれからです

$ sudo apt-get update

先ずは「日本語パッケージ」をインストールします

sudo apt-get -y install task-japanese locales-all

システムの文字を日本語に変更します

$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG

入力後に「ja_JP.UTF-8」と表示されます これで一旦ログアウトし、再ログインで日本語で表示されます

次に入力メソッドのfcitx-mozcをインストールします

$ sudo apt-get -y install fcitx-mozc

キーボードレイアウトを追加変更します パネルのドイツ国旗のアイコンを右クリックで「キーボード配列の設定」を開きます

キーボード配列でJPを追加します deは削除します

日本語化作業はこれで終了です 一旦ログアウト ログインします

無事に日本語化されました 日本語入力は再起動しないと使えないので、現在USBブートにて起動しているので確認は出来ません

※USBブートで再起動すると、今までやった作業は保存されませんのでご注意を

ファイルマネージャは軽量高機能のPCManFMです TypePでも軽快に動作します

ブラウザはFirefoxです 起動はTypePなので、かなり遅くちょっとアレです

せっかく軽量で使えているのにこれでは台無しです

という訳で軽量ブラウザのmidoriをインストールします

$ sudo apt-get install midori

さすがmidoriはTypePでも軽快にブラウジングできます TypePにはmidoriが最適かもしれませんね

アプリ管理ツールの定番Synapticです GUIにてアプリをインストールできるので初心者には有り難いツールです ミュージックプレイヤーの Audacious をインストールしてみます

ミュージックプレイヤーAudaciousを起動 しかしまたここで問題 再生時に音飛びします しかしこれは想定内です TypePでDebian系のディストリでは大体音飛びします 対策は・・・

Audaciousの設定で出力プラグインのデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消

ちなみに今回はALSAでも音飛びしたのでSndioに設定しました

無事に音飛びも解消し、セフィロスも喜んでいる事でしょう

このタイミングでタスクマネージャを起動 若干メモリは高めですが許容範囲です CPUの挙動が素晴らしく、軽量なのが手にと取るように判ります

あとがき

KANOTIX nightly-LXDEは想像以上にVAIO TypePで軽量に使え、今まで使わなかった事に後悔しています これなら普通にTypePを現役で使い続けることができます  KANOTIXはアプリ的にはそこまで満載なディストリでは無いので、自分のお気に入りで揃えることができます 自分は最終的にこんな感じで仕上げました

壁紙がグッとくるものが少ないので、良い物を拾ってきて綺麗に仕上げると、そこそこ今風な外観にする事も可能な気がします

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