今日はSparkyLinux 2020.02 openboxを使ってみます アーキテクチャは64bitでSparkyLinuxは軽量なので、CPUにCore2Duoを登載しているWindows VistaモデルのレッツノートCF-R6を使います
SparkyLinuxはデフォルトのデスクトップ環境はLXQとXfceですがOpenboxを使います
SparkyLinux 2020.02 openbox

Release | 2020.02.10 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, x86_64 |
Desktop | Budgie, Enlightenment, JWM, KDE Plasma, LXDE, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
最小システム要件
CPU | i686 / amd64 |
メモリ | 128 MB(CLIエディション) 256 MB (LXDE、LXQt、Openbox) 512 MB(Xfce) |
ディスク容量 | 2 GB(CLIエディション) 10 GB(「ホーム」エディション) 20 GB(GameOver/Multimedia) |
Sparkyインストーラー(Calamares) には、最低1GBのRAMが必要です |
この数値は公式よりアナウンスされているものです
ダウンロード

CF-R6AW1BJR

CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番下の言語選択を選び[enter]キーを押します

Japaneseを選択[enter]キーを押します

Desktop
起動しました 起動後の挙動はそこそこ軽量な感じ openboxは必要最低限のデスクトップなのでシンプルで良いですね

Terminal

デスクトップ上での右クリックメニュー
openboxのメニューランチャーはデスクトップ右クリックにて表示されます

アプリケーション
そしてパネル左のアイコンでもランチャーを表示できます

しかしこちらのランチャーは、低スペックのパソコンで起動している場合は若干重く感じるかと思います

APTus
パッケージ管理ツールのAPTusです GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Thunar
ファイルマネージャーは軽量高機能なThunarです

Otter
ウェブブラウザはOtterです そこそこ軽快に動作します

Nitrogen
壁紙設定ツールのNitrogenです

Openbox設定マネージャ
Openbox設定マネージャです デスクトップのテーマを設定できます

タスクマネージャ
タスクマネージャ起動 CPUの挙動が素晴らしく安定しています メモリ消費率も低めで文句なしですね

デスクトップ環境を追加インストール
先ほど紹介したパッケージ管理ツールのAPTusですが、デスクトップ環境も簡単にインストールする事ができます 試しにインストールしてみましょう

インストールは簡単で、アイコンをクリックして[インストール]を押すだけです

デスクトップ変更は一旦ログアウトします そしてパネルの右側にあるアイコンをクリックするとデスクトップの選択ができます デフォルトのOpenboxと追加したBudgieとJwmも表示されます
ログインの際は USER:live PASS:live でログイン出来ます

Budgieデスクトップ
Budgieデスクトップでログインします シンプルなデスクトップとは打って変わって、派手なデスクトップになりました CF-R6はディスプレイが小さく解像度も低いのでOpenboxの方が似合っているかもしれませんね


JWMデスクトップ
JWMは超軽量ディストリのPuppy Linux・antiXに採用されているデスクトップだけあって、かなり軽量で動作します ある意味これはこれでアリですね


あとがき
SparkyLinux 2020.02 openboxは想像通り軽量に使えました OpenboxのUIは慣れないと使いづらいですが、慣れたらこれほど使いやすいデスクトップは無いって位、良いデスクトップ環境です 特に低スペックのパソコンで使う場合は、良き相棒になってくれると思います
コメント