今日は32bit 軽量LinuxのRefracta 10BETA版を使ってみます
Refracta 10はDevuanベースのディストリでXfceデスクトップなので、どれくらい軽量か楽しみです
使用するパソコンは、32bitと言えばAtom搭載のVAIO TypePです
Refracta 10 beta 32bit

ダウンロード
SONY VAIO TypeP VGN-90HS

CPU | Intel® Atom Processor Z540 |
RAM | DDR2( SDRAM)2GB |
STORAGE | SSD64GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 上から3番目の「Other Language」を選択 [Tab]キーを押します

十字キーにて操作します 「locales」「keyboad-layouts」を下記の様に変更し[enter]キーを押します

起動しました しかし盛大に文字化けしています フォントを入れてあげます

フォントをインストールする際はシステムにインストールします

Desktop
起動後の挙動はナカナカ良い感じで軽快に動作します 更に軽快に使いたいならコンポジット処理をOFFにするとかなり良い感じになります


しかしそんな良い感じは一気に豹変 アプリ管理ツールのSynapticが文字化けしています こればかりは手も足も出ません インストールしてもダメかもしれませんね 慣れてる人なら使えるかも知れませんがダメですね まあ使わなければ問題ないのですが…..
因みにインストールしているアプリで文字化するアプリはSynaptic・GPartedの2つです そこそこメインなアプリなので残念です
フォントをインストールする際はシステムにインストールすると文字化けは回避できます

設定マネージャー
各種設定ツールの設定マネージャーです コンポジット処理の設定はウィンドウマネージャー(詳細)にあります

Thunar
ファイルマネージャーは軽量高機能なThunarです

Terminal
端末エミュレータの Terminal です コマンド操作する時に使いますが、普通にコピペ可能なので、コマンド入力が苦手な方が長文を打ち込む際は、コピペして使うと比較的簡単に使えます

Transmission
トレントアプリのTransmissionです LinuxのISOファイルをダウンロードする際はダイレクトやトレントの2択が多いので、Linux使いの人は必須アイテムでもあります

Audacious
ミュージックプレイヤーは軽量高音質のAudaciousです
VAIO TypePはLinuxでメディアファイルを再生すると、Debian系では殆どのディストリで音飛びします しかしRefractaでは音飛びしませんでした とりあえず設定を覗いてみます

出力プラグインはALSAでした RefractaにはPulseAudioが入っていなかったので音飛びしなかったかもしれませんね

Asunder
リッピングアプリのAsunderです OGGやFLACに変換できるので、自分的には必須アプリです しかしVAIO TypePにはディスクドライブが無いので使えませんね


Firefox
ウェブブラウザは定番のFirefoxです 起動は遅いですが、使えなく無いレベルでブラウジングできます

abiword
オフィスアプリは、軽量ワープロのabiwordが入っています

GIMP
画像編集アプリは、高機能高コスパのGIMPが入っています

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです デスクトップの設定を開きます

デスクトップの設定
デスクトップの設定の背景の設定です 壁紙はシンプルな壁紙が3つ用意されています

あとがき
Refracta 10-betaはVAIO TypePで想像以上に軽快に使えました しかし一部のアプリで文字化けを起こし微妙な所です 文字化けしたアプリは代用が効くので使う人次第ですが、先の事を考えると何とも言えませんね 軽量に使えるから勿体ないんですよね しかも Refractaは、多言語対応なので実に惜しいです

文字化けを起こしましたが、最近少なくなった32bit版の中でここまで軽快に使えるのは貴重です 安定版のリリースが地味に待ち遠しいですね
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