今日はUbuntu 20.10 Groovy Gorillaを使ってみたいと思います
UbuntuはIsle of Man(マン島)発のDebianベースのディストリビューションです Ubuntuと言えば、数あるLinuxディストリビューション中でもっとも有名な存在 しかも世にある多くのディストリビューションはUbuntuをベースにビルドされたものが多く、安定感と信頼度から考えると、それは必然なのでしょうか
今回のUbuntu 20.10 Groovy GorillaはLTS(ロングチームサポート版)ではないので、長く使えるLTS版を求めるのならUbuntu20.04を選んだ方がいいですね
Ubuntu20.04LTSの記事はこちらへ

今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010で起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Ubuntu 20.10 Groovy Gorilla

Release | 2020.10.22 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | armhf, i686, powerpc, ppc64el, s390x, x86_64 |
Desktop | GNOME, Unity |
システム要件
デスクトップ | サーバー | |
CPU | 2GHzデュアルコアプロセッサ | 300MHzプロセッサ |
メモリ | 2GB | 256MB |
ディスク容量 | 25GB | 1.5GB |
1024×768の解像度が利用可能な グラフィックスカード | 640×480の解像度が利用可能な グラフィックスカード | |
導入のためのCD/DVDドライブ またはUSBポート | CDドライブ |
Download

dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま Enter キーを押します

このウィンドウが現れます 左側より使用する言語を選択してUbuntuを試すをクリックします

Desktop
起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
この辺のスペックなら、どのディストリビューション使っても快適に使えると思います

Ubuntu 20.10 Groovy Gorillaのデスクトップはパネルは上に設置 左側にはアプリケーションランチャーが設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
パネルアイテム 左側

Activities
クリックで現在開いているウィンドウ一覧と、右側にワークスペース一覧を表示させます

パネルアイテム 中央

通知エリア
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーと通知領域を表示します

パネルアイテム 右側

システムトレイ
コンピューターの音量調節・輝度調整・セッションのオプションが実行できます

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの壁紙設定
デスクトップの壁紙設定にはオリジナルの画像が用意されています

System Tools
Settings
各種設定ツールのSettingsです
Live Boot時は英語ですがインストールで日本語化されます

Ubuntu Software
アプリ管理ツールのUbuntu Softwareです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

GNOME端末
ターミナルエミュレーターのGNOME端末です

Files
シンプルなファイルマネージャーのFilesです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは快適に使う事ができました

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは快適に使う事ができました

Image Viewer
画像ビューアのImage Viewerです

Rhythmbox
ミュージックプレイヤーのRhythmboxです
このパソコンでは快適に動作します

日本語入力
Ubuntu 20.10 Groovy Gorillaには日本語入力関連のツールはインストール済みです
Settingsを設定
Settingsを起動させRegion & Languagesを開きます
Input Sourcesを日本語と日本語(Mozc)で設定します

IBusを設定
パネルに常駐しているIBusをクリックして入力メソッドを日本語(Mozc)にします

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
言語を選択して使えるので比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
今日使ったdell OPTIPLEX 3010にはUbuntu20.04をインストールして使っています 自分的には現状で満足しているのでUbuntu20.04を使い続けます 紹介しておきながら、こんな事を言うのはアレなんですけど、Ubuntu系の非LTS版ってサポート期間が短いので手を出しにくいんですよね

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