今日は2021.05.16にリリースされた、ExTiX 21.5 LXQtを使ってみたいと思います
ExTiXはSweden(スウェーデン)発のUbuntuに基づいたLinuxディストリビューションです
ユーザーライクにカスタマイズされたExTiXは、安全で信頼性の高いシステムを構築 シンプルながらモダンで強力なグラフィカルユーザーインターフェイスを装飾し、ユーザーに美しさと使いやすさを提供します
今日はCore2Duo U7500搭載のLet’s note CF-R6で、日本語起動してみたいと思います
ExTiX 21.5 LXQt

Release | 2021.05.16 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Budgie, Deepin, KDE, LXQt |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、extix-21.5-64bit-lxqt-refracta-snapshot-1360mb-210516.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 一番上を選択してEnterキーを押します

Liveセッションでの日本語化
LXTerminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
一旦ログアウトします
ログインの際は、Username:livePassword:liveでログインできます
Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快 ★★★☆☆
普通に使えるレベルで起動しています

ExTiX 21.5 LXQtのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
パネルアイテム

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、Windows9xテイストで軽くて使いやすいランチャーです

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーを表示します

セッションのオプション
コンピューターをログアウト・シャットダウン等を行えます

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの画像が用意されています

System Tools
コンフィグレーションセンター
各種設定ツールのコンフィグレーションセンターです

Openbox設定マネージャー
主に外観のカスタマイズできるツールです

LXTerminal
ターミナルエミュレーターのLXTerminalです

PCManFM-Qt
ファイルマネージャーのPCManFM-Qtです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
Liveセッションでのこのパソコンでは、そこそこ使うことができます

GIMP
画像編集アプリのGIMPです
Liveセッションでのこのパソコンでは、そこそこ使うことができます

LXImage-Qt
画像ビューアのLXImage-Qtです
Liveセッションでのこのパソコンでは、そこそこ軽快に使うことができます

FeatherPad
テキストエディタのFeatherPadです
Liveセッションでのこのパソコンでは、そこそこ軽快に使うことができます

Audacious
ExTiX 21.5 LXQtにはミュージックプレイヤーが無いのでインストールしました
高音質ミュージックプレイヤーのAudaciousです
Liveセッションでのこのパソコンでは、そこそこ使うことができます

パネルに常駐している音量調節ツールは、Liveセッションでは何故かビジーになっていました

ALSAとPulseが使い物にならないみたいなので、Sndioを選択
とりあえずこれで音は出ます

日本語入力
日本語入力関連をインストール設定します
Fcitxをインストール
LXTerminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc
一旦ログアウトします
Fcitxを設定
ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

テキストエディタを起動して、日本語入力のテストをします

今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR

CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

あとがき
ExTiXのLXQtデスクトップは今回初めて使いましたが、良くも悪くもLXQtって感じ
使い易さと軽量な面では、そのパフォーマンスを発揮してくれます
しかしExTiXはDeepinデスクトップが割と仕上がっていたので、ちょっと拍子抜けな感じ
まあこの辺は好みもあるので何とも言えませんが
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