今日は2021.09.30にリリースされた KonaLinux 6.0 Proを使ってみたいと思います
今回のKona LinuxはDebian 11(bullseye)ベースにビルド
そして1番の目玉は日本製の高音質のLinuxという点
今回のコンセプトは日本製のKona Linuxを日本製の日本電気(NEC)で使う

KonaLinux 6.0 のオーディオサーバーは、
pulseaudio,pipewire,jackaudioの3つのサウンドサーバーを使用可能
作者さん曰く、それぞれ微妙に音が違うので面白いとのこと
奥行きはpulseaudio>pipewire>jackaudioの順に深く、
音のクリアさはjackaudio>pipewire>pulseaudioの順にクリア
作者曰く、jackaudioはリアルタイムカーネル下ではこの傾向が強まると予想
kona linuxの癒やし系の音はpulseaudioが一番持っています
pipewireはpulseaudioとjackuaidoの中間の音質でバランスの取れた音
音の差はわずかなもの楽曲によっては違いがまったくわからなかったり、エディションによっても音に差がありまったく違う傾向に聴こえる場合もあります
KonaLinux 6.0は、Jackaudioに対応と、Pipewireの音質改善
Pipewireを狙い撃ちで高音質化の手法を施しpulseaudioの音質と遜色のない音質を実現
前バージョンでも最高のパフォーマンスを魅せてくれたKonaLinuxですが
KonaLinux 6.0では更なる高音質を体験できます
これは使わない手はないですね 逆に使わないのは勿体無いです
とりあえずダウンロードしておいた方が良いですね
Kona Linuxは、6.0(無印)・Xfce ・MATE ・Cinnamon ・GNOME・KDE・6.0 Pro の」5つのデスクトップの7つのエディションを用意 ユーザーの好みと、使い勝手で使い分けましょう
今回は Kona Linux 6.0Proをチョイス LXDEとXfceの良いとこ取りの無印エディションのアプリ多めのこのエディション
やはりProはヲタ的にグッとくるエディションなので惹かれますよね 色々な意味で
Kona Linux 6.0(無印)の記事はこちらです↓↓

注意ですが、ProエディションはUEFIパソコン必須 Biosパソコンでは動作しません
やはりProエディションはグッときますね
下記は自分が過去に購入したProの面々w

ちなみにWindows Vistaではビジネスエディションだったかな
今日はWindows7世代のパソコンのCore i3 4130搭載のNEC PC-MK34LLZZ1FSHに、インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1,920×1,080にて使用してみたいと思います
KonaLinux 6.0 Pro

Release | 2021-09-30 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | MATE、GNOME、Xfce、KDE、Cinnamon、Enlightenment、LXDE |

Download
作者さんのリリースに関する更新情報
今回使用するISOイメージファイルは、konalinux-6.0-pro_x86_64.isoです
Kona LinuxはライブCDの部屋さんでもダウンロードできます
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動
USBメモリを使っての起動は、Bootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押します

起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
インストーラーは使用する言語で使うことができます

最新のKonaLinuxのインストールは下記をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽量 ★★★★☆
Corei3のWindows7モデルパソコンなので普通に即戦力で使うことができます


KonaLinux-6.0 Pro のデスクトップはパネルは上に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
Whisker Menu
KonaLinux-6.0 Pro のデスクトップには、軽快で使いやすいWhisker Menuが設置されています

SLingscoldランチャー
KonaLinux-6.0 ProにはKonaLinux 6.0 (無印) 同様、アプリケーションランチャーのSLingscoldランチャーも設置されています

サウンドコントロール
サウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューより詳細なサウンド設定を呼び出せます

xfDashbosd
クリックでウィンドウ一覧が表示されます 右側のウィンドウ一覧をクリックで切り替えることができます

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

セッションのオプション
パソコンをログアウト・シャットダウン等を実行できる、セッションのオプションです

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています
相変わらず可愛い女の子のコーヒー映像が多く収録されています



可愛いは正義
System Tools
Openbox設定マネージャ
主に外観をカスタマイズ設定できるツールです

Thunar
Xfce環境の高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal
Xfce環境のターミナルエミュレータのTerminalです

ソフトウェア
アプリ管理ツールのソフトウェアです GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです
KonaLinux-6.0 ProにはSynapticパッケージマネージャーもプリインストール済みです

Applications
Vivaldi
Vivaldiは、Vivaldi Technologies社によって開発されているプロプライエタリのウェブブラウザです

つい先日Vivaldi の中の人からメールを頂き、Vivaldiについてのプレゼンをいただきましたが、当時自分は病気明けだったので、今回はちょうど良かったです
ちなみにKona LinuxにプリインストールされているVivaldiは、とても軽快に動作します Chromeと甲乙つけがたいですね

Google Chrome
KonaLinux-6.0 ProにはウェブブラウザのGoogle Chromeも、プリインストール済みです
なんだかんだで使い勝手良いので、ありがたいですね

このパソコンでは軽快に動作します
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます
このパソコンでは、軽快に動作します

GIMP
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

このパソコンでは、軽快に動作します
サウンドの設定
Kona Linuxに搭載されているサウンドシステムを切り変えることができる、サウンドの設定です

Audacious
AudaciousはUnix系OS向けのオープンソースの高音質なオーディオプレーヤーです
パソコンのリソースを浪費することなく音楽を自由に再生 フォルダや個々の曲ファイルをドラッグアンドドロップでき、音楽ライブラリ全体でアーティストやアルバムを検索でき、独自のカスタムプレイリストを作成・編集できます GTK+2を用いたGUIのオーディオプレーヤーでスキンを使って外観を変えることができます

Asunder
ミュージックCDをリッピングしてデジタル化できるLinuxのアプリのAsunderです

使い方は下記をご覧ください

溜まったミュージックCDを高音質のFLACにリッピングして、Kona Linuxでワンランク上のサウンドライフを満喫するのも、平凡な生活に簡単に贅沢を追加
FLACリッピングは超おすすめですよ 昭和〜平成の遺産を令和デジタルライフで・・・

日本語入力
KonaLinux-6.0 ProにはKonaLinux 6.0同様、インストール時に日本語関連ツール(Fcitx)もプリインストール設定済みです
Fcitx設定
パネルに常駐してるFcitxをクリック 設定を開きます

入力メソッドのタブで、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
KonaLinux-6.0 ProはWindows8モデルのi3 4130搭載のNEC PC-MK34LLZZ1FSHで軽快に動作しました Debianベースのこの辺のディストリビューションで、この辺のパソコンを使うのはちょっと躊躇しましたが今回はUEFI環境下での使用が必須だったので、このパソコンを使わざる得なかったので仕方ないですね
今回のインストールで消費した容量は14.93GBと少々多め アプリ多めのProエディションなので仕方ないですね インストールには40GBくらい用意したいところですね Proなので

インストールするパソコンはProエディションはUEFI必須なので、Windows7モデル以上辺りになりますね

最後に。。。Kona Linux 6.0ProをMacBook Air2015でLive Bootしてみた

今回使用したパソコン
PC-MK34LLZZ1FSH NEC



CPU | Core i3-4130 (3.40 GHz) |
RAM | 4GB(DDR3-SDRAM PC3-12800 |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator 4400 |
STORAGE | SATA HDD 250GB |
| Windows 8モデル WIndows10にて運用中 |
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