今日は2021.11.12にライブCDの部屋さんによりカスタマイズリリースされたMX Linux 21 日本語版を使ってみたいと思います
MX LinuxはGreece(ギリシャ)発の、Debian(安定版)基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです antiXと前MEPISコミュニティの間の協力的事業として開発されたMX Linuxは、エレガントで効率的なデスクトップ 確かなパフォーマンスと安定感の組み合わせを意識し設計されたLinuxディストリビューションです
MX LinuxはXfceデスクトップをデフォルトに採用 魅力的でユーザーフレンドリー 高速で低リソースを目指す中規模デスクトップ環境で、独自の機能でネイティブXfce構成を強化 最新デスクトップ環境に求められる全機能モジュラーコアコンポーネントです
ブートオプションからリポジトリ管理までの幅広いアクションをカバーする専用ツールの「MXツール」 人気のアプリケーション・MXテストリポジトリ・Debianバックポート・Flatpaksをカバーする高速パッケージインストーラーなど、古いラップトップから最新のデスクトップまで幅広いハードウェアをサポート ユーザーは大切なコンピューターを末長く使うことが出来ます
今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo U7500搭載のPanasonic Let’s note CF-R6AW1BJRに、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
MX Linux 21 日本語版

Release | 2021.11.12 |
Type | Linux |
Based on | Debian (Stable), antiX |
Package Management | dpkg |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | Xfce |

Download
今回使用するISOイメージファイルは、MX-21_x64-jp.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押して起動させます

起動しました それでは順に沿ってインストールを進めます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました インストーラーは日本語で使うことができるので比較的簡単に扱うことができます

MX Linuxのインストールは下記記事をご参考にしてください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、そこそこ軽快★★★☆☆
普通に即戦力で使うことができます

Whisker Menu
MX Linux 21のデスクトップには、Xfce環境の軽快で使いやすいWhisker Menuが設置されています

サウンドコントロール
サウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューによりオーディオミキサーが起動できます

セッションのオプション
コンピューターをログアウトやシャットダウン実行できるツールです

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューはXfce環境なのでアプリケーションランチャーも設置されています

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
Xfce環境の各種設定ツールの設定マネージャーです

MX Tools
MX Linuxの設定ツールです
ハードからソフトに至るまで、幅広くユーザーをサポートします

MX Package Installer
MXツールの一つ アプリ管理ツールのMX Package Installerです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Thunar
Xfce環境の高機能なファイルマネージャーのThunarです

Terminal
Xfce環境のターミナルエミュレーターのTerminalです

Applications
Fireofox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは、そこそこ使うことが出来ます
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは、そこそこ動作します
LazPaint
LazPaintは、Lazarus(Free Pascal)で書かれたレイヤーとベクターシェイプを備えた無料のクロスプラットフォーム画像エディターです

VLCメディアプレイヤー
メディアプレイヤーの定番のVLCです

日本語入力
MX Linux 21には、インストール時に日本語関連ツール(Fcitx)もプリインストール設定済みです
Fcitx設定
パネルに常駐してるFcitxをクリック 設定を開きます

入力メソッドのタブで、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
MX Linux 21 日本語版はWIndows Vista世代のパソコンのCore2Duo U7500搭載のPanasonic Let’s note CF-R6AW1BJRで、そこそこ軽快に使うことが出来ました
やはりインストール後に直ぐに日本語環境で使えるのは嬉しいですね ライブCDの部屋さんに感謝ですね

今回のインストールで消費した容量は7.01GBと割と少なめ インストールするなら20GBも有れば十分な気がしますね

インストールするパソコンは、今回は64bit版を使用したのでWindows Vistaモデル以上になると思います
今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR




CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 Windows98世代のゲームをISO化してプレイするのには最適なパソコンです 寝モバ的な使い方でのゲームは至福の時間です |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

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