2022.01.20にリリースされたLinuxfx 11.1.1103 Plasma win11 theme を使ってみたいと思います
Linuxfx(Windowsfx)は、Brazil(ブラジル)発の、Ubuntu に基づくデスクトップ指向のオペレーティングシステムです

Microsoft Windows 用に開発されたアプリケーションとの最適な互換性を維持し、コントロールパネルに.exe / .msi互換モードをインストールして、コンピューターをダブルクリックするだけでこの形式のプログラムの実行が可能 見た目から動作に至るまでWindowsテイストを貫きます
堅固なUbuntuベースに基づいた機能的なLinuxディストリビューションのLinuxfxは、脅威のレビュー・脆弱性の修正・リリースのセキュリティ機能のアップグレードを常に行い、本番環境のシステムとワークロードを保護します

アップデートには専用のアプリ管理ツールのDiscoverがプリンストール

GUI操作にてアプリのインストールからアップデートまで、ワンクリックで簡単に操作できるので、Linuxビギナーユーザーでも安心して使う事ができます
今日はCore 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Linuxfx 11.1.1103 Plasma win11 theme

Release | 2022.01.20 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Package Management | dpkg |
Architecture | x86_64 |
Desktop | KDE Plasma, Cinnamon |
システム要件
KDE Plasma | Cinnamon | Xfce | |
CPU | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | ー |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

Youtube
ダウンロード
今回使用するISOイメージはlinuxfx-11.1.1103-plasma-win11-theme.isoです
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 画面の指示通りF2を押して使用したい言語を選択します
F2は素早く押さないと次画面に行ってしまいます

使用したい言語を選択します

このままEnterキーを押します

起動しました それでは順に従いインストールして行きます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
使用する言語を選択します

インストールは下記記事をご覧ください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快 ★★★☆☆
Windows11の画面と想像以上の軽さにwktkします

Linuxfx 11.1.1103 Plasma win11 themeはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

アプリケーション
Linuxfx 11.1.1103 Plasma win11 themeのアプリケーションランチャーはシンプルなタイプが設置
窓マークのアイコンをクリックで、アプリケーションランチャーが開きます

天気
簡単な設定で使うことができるお天気予報ツールです

サウンドコントロール
パソコンのサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューよりサウンド設定ツールが起動します

状態と通知
パネル右側に常駐しているアイテムの状態と通知を表示します

日時
パネル上はデジタル時計を表示 クリックでカレンダーツールが開きます

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定には、Windows11テイストな背景画像が多く収録されています

System Tools
システム設定
各種設定ツールのシステム設定です

Dolphin
KDE環境のファイルマネージャーのDolphinです

Discover
KDE環境のアプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリのインストールや更新ができるツールです

Konsole
KDE環境のターミナルエミュレーターのKonsoleです

Applications
Microsoft Edge
Microsoft Edgeは、マイクロソフトより開発されているウェブブラウザです

マイクロソフトがInternet Explorer11の後継として開発したWebブラウザで、デスクトップ用Windows10とモバイルデバイス版Windows10両方のデフォルトブラウザとして提供
現在はChromiumをベースに再構築された新バージョンに移行
EdgeHTMLベースの旧Edgeは2021年3月9日にサポートを終了
新しいEdgeはInternet Explorer11との完全な互換性を持つ「IEモード」を搭載 Chrome ウェブストアの拡張機能も利用可能
マルチプラットフォームのソフトウェアとしてiOS・macOS・Android・Linux版も配布されています

このパソコンでは軽快に動作します
Google Chrome
ウェブブラウザのGoogle Chromeです
なんだかんだで使い勝手良く、人気のブラウザです

このパソコンでは軽快に動作しました

ONLYOFFICE
オフィスアプリのONLYOFFICEです
このパソコンでは快適に動作します

このパソコンでは軽快に動作しました

GIMP
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

このパソコンでは軽快に動作しました
VLCメディアプレイヤー
定番のメディアプレイヤーのVLCです

日本語入力
Linuxfx 11.1.1103 Plasma win11 themeにはim-configがあるので、それを使って日本語入力を設定できます
アプリケーションランチャーより設定→入力メソッドで起動させます
使い方は至って簡単です 使いたい入力メソッドを選択して設定すれば使うことができます

im-configは予め、デフォルトでFcitxを設定してあるので、Fcitxを使うのなら特にim-configを使わなくともFcitxを使うことができます
とりあえずFcitxを快適な日本語環境で使うべく、関連ツールのインストールと設定をしていきます
Fcitxは本体と入力メソッドのMozcがインストール設定済みなので、インストール後に日本語入力を使うことができます
ただし設定ツール関連がインストールされていないので追加でインストールします
設定ツールは無くともFcitxは使うことができますが、あった方が便利なのでインストールします
Fcitxの設定ツールをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力してインストールします
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx-config-gtk
コンピューターを一旦ログアウトさせます
Fcitxを設定
再ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
Linuxfx 11.1.1103 Plasma win11 themeはCore 2 Duo P8600搭載の東芝 Dynabook TH/64H2で快適に動作しました



今回のインストールで消費した容量は13.2GBと、それなりに消費しました
インストールするなら最低でも25GBは欲しいところですね

インストールするパソコンはLinuxfx 11.1.1103 Plasma win11 themeは64bitのOSなので、最低でもWindows Vista世代のパソコンをセレクトすることになると思います
今回使用したパソコン
東芝 Dynabook TH/64H2




CPU | Core 2 Duo P8600(2.40GHz) |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator 4500(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA SSD 128GB |
| 現在WIndows10にて運用中 |
コメント