今日は2022.05.14 にリリースされたKLUE(Kona Linux Ubuntu Edition)5.0 Studioを使ってみたいと思います
ご存知かと思いますがKLUEは、あの高音質で有名なKona LinuxのUbuntu Editionです

KLUEは無印デフォルトやCinnamon, Gnome, MATE, Xfce, Budgie,Studio,KDE Plasmaと多くのエディションを提供
今回はKLUE 5.0 Studio(LXDE)を使ってみたいと思います
KLUE 5.0 StudioはLXDEのデスクトップ環境下で快適に動作します システムツールはXfceとLXDE環境のツールを使用しているので、軽量でいて機能的に使うことができます

KLUE 5.0 Studioは現代人が必要最低限のアプリやツールはすでにプリインストール済みなので、インストールしてすぐに使えるLinuxとしては日本語環境をはじめとし、即戦力のOSとして候補に入れておきたいOSですね

そんな今日はKLUE 5.0 Studioをチョイス
Studioと来れば自分のようなヲタは黙っていられません

今日はWindows Vista世代のパソコンのCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7に、日本語インストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
今回は解像度1280×1024にて使用してみたいと思います
KLUE(Kona Linux Ubuntu Edition)5.0 Studio

Release | 2022.05.14 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu |
Architecture | x86_64 |
Desktop | Cinnamon, LXDE, Gnome, MATE, KDE Plasma, Xfce, Budgie |
Download
今回使用するISOイメージファイルは、kluestudio-5.0_x86_64.isoです
作者さんのリリースに関する更新情報
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
起動しました それでは順に沿ってインストールしていきます

- ネットワークに接続
- インストーラーを起動
インストール
インストーラーが起動しました
インストーラーは使用する言語で使うことができます

KLUEのインストールは下記記事をご参考にしてください

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
普通に即戦力として使う事が出来ます

KLUE 5.0 Studioのデスクトップはパネルは上に設置 下にはDockランチャーのPlankが設置されています マウスは左ダブルクリック実行の設定です

Whisker Menu
Xfce定番の機能的なメニューランチャーのWhisker Menuです
お気に入り・最近使用されたファイル・インストールされたアプリケーションの検索を可能なメニューです
メニューを開くと、お気に入りとしてマークしたアプリケーションのリストが表示 側面のカテゴリボタンをクリックすると、インストールされている全てのアプリケーションを参照できます

サウンドコントロール
コンピューターに搭載されているサウンドデバイスの音量調節です

クリックメニューよりオーディオミキサーを呼び出せます

タスクマネージャー
コンピューターの挙動をモニタリングできるツールのタスクマネージャーです
パネル上はグラフを表示 クリックでタスクマネージャーが起動します

日時
パネル上は時計を表示 クリックでカレンダーが表示されます

xfDashbosd
クリックでウィンドウ一覧が表示されます 右側のウィンドウ一覧をクリックで切り替えることができます

セッションのオプション
コンピューターをログアウト・シャットダウンを実行できるツールです

デスクトップ上での右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューです

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはオリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
Openbox設定マネージャ
主に外観をカスタマイズ設定できるツールです

Thunar
ThunarはXfceデスクトップ環境のファイルマネージャです
高速で使いやすくユーザーインターフェイスは整理されていて直感的に操作できます

LXTerminal
LXDE環境のターミナルエミュレータのLXTerminalです

ソフトウエア
アプリ管理ツールのソフトウエアです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Synapticパッケージマネージャー
aptを使用したアプリ管理ツールです
GUI操作でビギナーユーザーでも簡単に求めたアプリをインストールできます

サウンドの設定
KLUE 5.0 Studioに搭載されているサウンドシステムを切り変えることができる、サウンドの設定です

Applications
Fireofox
Mozilla FirefoxはMozilla Foundation及び、その傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーでオープンソースのウェブブラウザです
プライバシーを一切侵害せず、あらゆるユーザーの為に開発 ユーザーに関するデータを収集せず、強力なプライバシー設定でトラッカーによるウェブ追跡をブロックします

このパソコンでは軽快に動作します
LibreOffice
LibreOfficeはThe Document Foundation(ザ ドキュメント ファンデーション、ドキュメント財団)のオープンソースのオフィスアプリです

Writer(文書作成)・Calc(表計算)・Impress(プレゼンテーション)・Draw(ベクタードローグラフィック)・Base(データベース)・Math(数式作成)から構成され、MS社のオフィスと遜色ないパフォーマンスを見せてくれます

このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します
GIMP
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、GNU GPL(GNU General Public License)のビットマップ画像編集・加工ソフトウェアです
フリーソフトウェアでありながら、有料の画像編集アプリと遜色のないレベルの機能を装備 レイヤー・トーンカーブ・ヒストグラム・画像の形状からの切り抜き・ブラシエディタ・パスの編集・多種多様なプラグインに加えて、モザイク編集やアニメーション合成(GIFアニメーション)を行えるフィルタ機能も数多く備えています

JACK Audio Connection Kit
Jack Audioをコントロールするツールです
Jack Audio対応のアプリケーションを相互接続させます

Audacious
AudaciousはUnix系OS向けのオープンソースの高音質なオーディオプレーヤーです
パソコンのリソースを浪費することなく音楽を自由に再生 フォルダや個々の曲ファイルをドラッグアンドドロップでき、音楽ライブラリ全体でアーティストやアルバムを検索でき、独自のカスタムプレイリストを作成・編集できます GTK+2を用いたGUIのオーディオプレーヤーでスキンを使って外観を変えることができます

このパソコンでは軽快に動作します
日本語入力
KLUE 5.0 Studioにはインストール時に日本語関連ツール(Fcitx)もプリインストール設定済みです
Fcitxはパネルに常駐してユーザーをサポートします

クリックメニューより設定を開き入力メソッドの設定が日本語キーボードとMozcで設定されていることを確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

あとがき
KLUE 5.0 StudioはCore2Duo E4300搭載のFMV DESKPOWER CE50W7で快適に使うことができました



今回のインストールで消費した容量は9.64GBと無難に小さく収まりました インストールするなら30GBは用意してあげたい所ですね

インストールするパソコンはKLUE 5.0 Studioは64bitOSなのでWindows Vista以上のパソコンになると思います 今回使用したパソコン以上をチョイスすれば良いパフォーマンスを見せてくれると思います
今回使用したパソコン
FMV-DESKPOWER CE50W7 FUJITSU





CPU | Core 2 Duo E4300 1.8GHz |
RAM | DDR2 SDRAM PC2-6400 4GB (2GB ×2) |
VIDEO | Intel Graphics Media Accelerator X3000(M/B内蔵) |
STORAGE | SATA HDD 320GB |
| Windows Vistaモデル 現在は超快適オフライン運用中です |
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