前回の記事でWindows Vista世代のパソコンのVAIO TypeCを使って、2つのディストリを試してみました Core2Duoのパソコンで中級のディストリを動かすことができたので、実用性等を考えた観点で今回は試してみたいと思います 今回もVAIO TypeCに実際にインストールして検証してみたいと思います 今回試すディストリは先日ライブCDの部屋さんでアップされたMX Linux 19 日本語版とKona Linux 5.0です 共に最低限の装備以上を兼ね備えたLinuxの人気ディストリなので、これが快適に動けば来年Windows7がサポート終了しても全く問題ないですね しかも2つ共に、つい先日Live BootでCorei5のパソコンで試したばかりなので、その感触も覚えているので試すには最高のタイミングなんですよね
ちなみにこのTypeCは元々付属していたHDDは外して、7,200rpmのHDDを乗せていました しかしそれではアレなので敢えて純正に拘り、元々付いていたHDDに急遽載せ替えました
使用するパソコン VAIO TypeC VGN-C90HS

CPU:Core 2 Duo プロセッサー T7200
RAM:DDR2 SDRAM、DDR2 667対応 2GB
Graphics: NVIDIA GeForce Go 7400 GPU
STORAGE:HDD 80GB
IEEE802.11a/b/g
Kona Linux 5.0
OSタイプ: Linux
ベースディストリ: Debian
アーキテクチャ:i686, x86_64
デスクトップ環境: MATE、GNOME、Xfce、KDE、Cinnamon、Enlightenment
先ずは Kona Linux 5.0を試してみたいと思います Kona Linux5.0は先日Corei5のパソコンで快適に使えたので、Core2Duoだと果たしてどうなるか見物ですね

起動しました とりあえずAudaciousを立ち上げで音を聴いてみましょう

さすがKona Linux5.0の音は落ち着いた高音質で聴いていて疲れない音ですね やはりKona Linuxの様な高音質のディストリで聴く音楽はこれしかないです
Kona Linuxが音が良いのは既出なので他のソフトを立ち上げてみます オフィス系のLibreを起動します

無難な速度の立ち上がりですね この辺はCore2Duoなので見なかった事にします でもこの辺のソフトも快適に使えるしVista世代のパソコンは現役で使えない事が可笑しく思えてきますね
それじゃもう少し重いソフト類も使ってみましょう

画像加工ソフトのGIMPです 某画像加工ソフトに負けないくらいの高機能のソフトです 起動は若干遅いですが、起動後は普通に快適に使えます 段々このVAIO TypeCを放置している事に対しての疚しさを感じ、これを機に使ってやらないとって気になるくらい使えます
それじゃブラウザを起動してみます

想像以上の起動にビックリ しかもブラウジングもそこそこ軽快で普通に使えるレベルです それじゃYoutubeでも観ましょう

さすがにCPUの稼働率がかなり高くなりますが再生できます これはブラウザを変えればいいですねPalemoon辺りに それかYoutubeはVLC辺りで再生すれば問題なさそうです
MX Linux 19 日本語版
OSタイプ:Linux
ベースディストリ:Debian , antiX
アーキテクチャ:i686, x86_64
デスクトップ環境:Xfce

起動はちょっと遅いですが許容範囲の起動 起動後の挙動も昨日のLinux Mint19 Xfceと一緒なので設定で描画設定を弄ってみたいと思います

下図の設定画面で四角で囲ったウィンドウマネージャー(詳細)辺りを少し弄れば軽くなります あと起動時に自動更新がかからない様にすれば、起動直後のCPU稼働率を抑えることができます しかしそこまでやらなくても比較的にCPUは静かめで、さすが人気のディストリMX Linuxと言いたいですね

インストールされているソフトにリッピングソフトのAsunderがありますね これは自分も愛用していてとても重宝しています メディアは増えていくので部屋に置いておくとキリがないですからね このTypeCにもDVDドライブが搭載されているのでリッピングに使ってみたいですね

リッピングの話が出たところで音楽プレイヤーを起動します AudaciousとCPUの動きも見たいのでタスクマネージャも起動します
CPU稼働率は若干高めですが許容範囲ですか もし気になるのならもう少し軽量のプレイヤーを選べば良いですね

ダウンロード
今回使用した Kona Linux5.0とMX Linux 19 はライブCDの部屋さんでダウンロードできます
まとめ

今回試して判った事がVAIO TypeCはXfce系なら大体行けるのではないかって事です Gnome、KDE、Cinnamon辺りは使わなくてもダメなのは判ります 前回試したLinux BeanはLXDEのデスクトップ環境なのでXfceより軽量なので、この辺より快適に使えるのは判りますし Debian系のXfceデスクトップ環境以下で相性もあるので色々と試してみたいですね 今回使ったKona Linux 5.0とMX Linux 19 日本語版はCore2Duoのマシンにはかなりお勧めですね これだけ普通に使えるのに使わないなんて勿体ないです←
ちなみに今回使った環境下でKona Linux5.0か MX Linux 19 日本語版を使うのなら、ストレージのSSD化を強くお勧めします 使って判ったのですがこの環境は一つ物足りなさを感じたんですよ 多分それがSSD化で満たしてくれると思うのです 自分は普段使っているパソコンの殆どはSSD化しているので判ります なんだかんだでSSDの恩恵というのは大きいんですよね 特に大きいファイルを扱うときなんか このパソコンで大きなファイルを使う事はあまり無いと思いますが、読み書きの早いSSDを使う事によりパソコンは全く別物になります 今回使ったパソコンに乗っているHDDは5,400rpmなので特にそれが言えると思います

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