2019.11 Knoppix 8.6.1が出たらしいから試してみた

Debian
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Distro Watchを久しぶりに覗いてみたら、新着でKnoppix8.6.1と有ったので早速ダウンロードしてみました

Knoppixはデバイス認識能力が優秀で、どんなパソコンのデバイスでも起動後にすぐに使えてしまう優れものです そんな事も有ってかパソコンのHDDか何かのトラブルで起動しなくなったときにKnoppixをLive Bootにて起動させ、パソコンのデータ救出などに役立つディストリでもあります

そんな優秀なKnoppixですが最近は本体の容量が肥大化して一枚のCDに入らなくなってしまい、それ以来若干ですが疎遠になっています まあパソコンのトラブルでLive CDで起動なんて事は殆どないので、Knoppixのサイト自体覗かなくなってしまった始末 しかし最近はUSBメモリに入れてLive Boot出来るようになったので久しぶりに弄ってみたいと思います

2021年 最新のKNOPPIX 9.1の記事はこちらです↓↓

2021.02 最新のKNOPPIX 9.1を、Pentium M753 RAM512MB 搭載のPanasonic Let's note CF-W4で日本語起動
今日は2021.02.19にリリースされた、KNOPPIX9.1を使ってみたいと思いますKNOPPIXは、Germany(ドイツ)のKlausKnopper氏がDebianGNU/Linuxベースより開発したディストリビューションです KN...
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Knoppix 8.6.1

Type Linux
Based on Debian
Architecture i686, x86_64
Desktop GNOME, KDE, LXDE, Openbox

システム要件

CPUIntel / AMD互換CPU(i486から)
メモリ200 MB(500MB推奨)
起動可能なCD / DVDドライブ(IDE / ATAPI / SATA、Firewire、USB)
又はUSBフラッシュディスクからの起動
標準のSVGA互換グラフィックカード

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Knoppix
KNOPPIXは、Germany(ドイツ)のKlausKnopper氏がDebianGNU/Linuxベースより開発したディストリビューションです KNOPPIXは、CD・DVD・USBメモリ等のリムーバブルメディアから起動できるLiveC...

ダウンロード

KNOPPIX - Live Linux Filesystem On CD

LS-4-64

CPU Intel Celeron N2830 (SoC) Processor
RAM DDR3L 4GB
VIDEO Intel® HD graphics
STORAGE SATADOM 64GB
LAN機能1x GIGABIT LAN ポートWiFi
IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ
ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max)

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

Rufus (ルーファス) を使ってISOファイルからBoot USBを作成する
Rufus(ルーファス)とはISOファイルをUSBメモリに書き込む事の出来るソフトです準備先ずはRufusをダウンロードします下記公式ページよりダウンロードできますDownloadRufusはインストールしなくても使えるアプリです使用方法ダ...
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起動

USBメモリを使っての起動には、Bios画面のBootメニューにて一番に起動するデバイスで、USBメモリを選択します そして再起動これで立ち上がります (パソコンによっては起動時にF11を連打しないと立ち上がらない場合もあります)

先ずこの画面が現れます [enter]キーを押します

日本語環境で起動したい場合

起動時に下記のBootオプションを入力すると、日本語環境にて使用できます(日本語・日本語キーボード・3Dオフ)

knoppix lang=ja xkeyboad=JP no3d

  • 起動時、デフォルトのキーボードレイアウトはドイツです
  • 多分Yの入力で迷うと思います
  • 因みにyz  =Shift  を押せば出せます(パソコンのメーカーで異なる場合もあります)

起動しました KnoppixはLXDEのデスクトップ環境なので軽いです

起動していきなりですがAudaciousをインストールします KnoppixはGnomeやKDEのアプリが満載なので音楽プレイヤーもそっち系なのです

インストールはサクっと終了 昨日までVAIO TYpeCを使っていた所為か、LS-4-64が軽量に感じます  Celeron N2830と言ってもC2Dに比べたら比較的に新しいCPUなので処理も速いですね

そしてKnoppixのデスクトップ環境は基本LXDEなので軽量です しかしCompizというソフトが余計な描画効果を加えているので、デスクトップ上でのウインドウの移動中に変な効果を演出します

別に重くはないけどこれは不要なので、チェックは外しちゃいます

やっと画面が落ち着きました
しかしAudaciousは起動していますが音は出ません LS-4-64はUSBスピーカを使っているので、その辺の設定をしてあげましょう Audaciousの外部出力のALSAの設定でUSBスピーカを選択します

そしてボリュームコントロールの設定で使用するUSBスピーカを選択します これで音が出ます

それにしてもKnoppixは似たようなソフトが満載で突っ込まずにいられませんね
GnomeとKDEとLXDEのしがらみというかアレです

っていうかゲームソフトが多すぎですw

これはさすがに草生やさすにいられません
しかしここは大人の対応でゲームをやってみましょう ちなみに自分は黒です

弱すぎでしょうw お話になりませんw

気を取り直してブラウザを起動しましょう
ChromiumとFirefoxがあるのでChromiumを起動 起動は比較的速く起動しました
そしてこの画面 クリックしたい衝動に駆られます

我慢してYoutubeを観ます フルHDで視聴可能です
しかしCPU稼働率が高いので、軽量ブラウザで観るかVLCを使って観た方がよさそうです

そして、Knoppixはデスクトップ環境を瞬時に変える事ができます
GnomeもKDEもこのパソコンには不釣り合いなデスクトップ環境ですが変えてみます 選択しOKをクリックします

Gnomeのデスクトップに変更しました 一気に軽さが無くなり激重の世界です

特にこの画面はアプリが多いのもあり激重過ぎでフリーズするかと思いました

あとがき

KnoppixはLXDEなので軽量ディストリでもあります 最新のパソコンから旧世代のパソコンに至るまで使えるので、とりあえずISOファイルをゲットしてDVDに焼くかUSBに入れておいても悪くない気がしました 因みに当方のVAIO TypePでも比較的に快適に使う事ができました

2020.3 KNOPPIX 8.6.1 LXDE・KDE Plasmaを日本語で、低スペックPCの SONY VAIO TypePで試してみた
今日はKnoppix8.6.1を使ってみます Knoppix8.6.1は以前LS-4-64で使ってみましたが、今回はVAIOTypePにて試したいと思いますKnoppixは、昨日使ったopenSUSEと一緒で、LiveBootして使ってシャ...

そしてKnoppixはLive Bootでの起動が一番素早く、電源ONからデスクトップ表示までが半端無く早いです さすがレスキューディストリですね そしてKnoppixはアプリ類も豊富でオフィスからゲームまで無いものが無いくらい揃っていますので、時間つぶしに起動して遊ぶのもアリですね

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