今日は年末にManjaro Linuxをインストールした、VAIO TypePのその後を書いてみます

去年の12月にManjaro Linux Xfce 18.0.4をインストールしたVAIO TypePですが、そこそこ使えて気がつけば普段使いレベルまで使っていました しかし、ある程度使ってくるとTypePの低スペックによる処理の遅さの問題に直面します そして自分が一番にやった軽量化は「LXDE化」でした

LXDE化されたManjaro Linuxは、かなり軽快に動作し自分的には満足のいく環境に一歩近づいた気がしました
そんなManjaroにもうひと味付けてみようとやった事 それは「LXQt化」です
LXDEにより軽快さを手に入れましたが、LXDEは実用100%なデスクトップ環境でしてカスタマイズ性に乏しく、カスタマイズしても知れたレベルででして かといってXfceを使うのもアレだし、、と悩んだ挙げ句出した答えがLXQt化です
ここ最近LXQtデスクトップ環境とTypePの相性の良さを感じ、何回かTypePでLXQtを試したところ良い手応えがあったので踏み切りました
LXQt化
作業は至って簡単です 先ずは、LXQtグループをインストールします
$ sudo pacman -Sy –noconfirm lxqt

次にLXQtのデフォルトのアイコン「oxygen-icons」 をインストールします
$ sudo pacman -S oxygen-icons

そして一旦ログアウト 再ログインします ログインの際にパネルの右側にデスクトップセッションのアイコンが有るので、そこで起動するデスクトップ環境を選択しログインします

LXQt化されたManjaro Linuxは、もはやManjaroの面影は有りません しかし立ち上がった後の挙動はLXDEと遜色なく軽量に使えています ここにManjaro Linux LXQt 32bitの誕生です


LXQtの設定とManjaroの設定を並べてみましたw なんかこれだけでグッと来ます

因みにデスクトップはこんな感じに仕上がりました 透過効果は付けなくとも、なかなか良い感じです これでいてTypePが軽量に使えるのは最高ですよね

Manjaro TypePのデスクトップ一覧
Manjaroにインストールしたデスクトップの一覧です
Manjaro Linux Xfce

始まりはXfceのデスクトップ環境でした LXDE・LXQt・openboxの快適さを知ったので、もはや使う事は無いでしょう Xfceは最高のデスクトップ環境ですが、Manjaroを使うTypePには荷が重いみたいですね
LXDE

Manjaro Linux 32bitで一番軽快に使える環境です 公式では無い組み合わせなので、自分で作るしかないですね 簡単なのでTypeP持ちの方には、一度は使って欲しい環境です
Openbox

Manjaro Linux 32bitで一番軽量に使える環境です LXDEより軽量に使えますが使い勝手はLXDEの方が上なので、この辺のチョイスは好みですかね 自分はopenboxの方が良いですね 軽量は正義です!
LXQt

VAIO TypePの理想の環境に近いManjaro Linux 32bitです まだインストールしたばかりで細かい設定やカスタマイズしていませんが、これから作り上げるのが楽しみです
あとがき
Linuxは自分の環境に合わせてディストリを選択し、臨機応変にカスタマイズし作り上げる楽しさがあります しかし必ずしも自分の望んだ環境が手に入れられるとは限りません でもそれが経験として新しい物への道筋になる事もあります

Linuxは楽しいですよ Windows7のサポート終了は始まりでもあります
Let’s Enjoy Linux Together !!
2020.08.09 追記:Manjaro Linux 32bit版はサポート終了しました
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