今日はリリース間もないMX Linux 19.1を使ってみます MX Linuxは世界中で大人気のディストリで、あの DistroWatch でも ぶっちぎりの首位独走の人気っぷりです
そんなMX Linuxはアーキテクチャに32bit・64bitと揃い踏み、しかも軽量ディストリビューションという訳で、使用するパソコンはVAIO TypePです
MX Linux 19.1 32bit

ダウンロード
VAIO TypeP VGN-90HS

CPU | Intel® Atom Processor Z540 |
RAM | DDR2( SDRAM)2GB |
STORAGE | SSD64GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます F2を押して言語を選択します そして画面の一番上を選択[enter]キーを押し起動させます

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 このままインストールしたい衝動に駆られます

メニューランチャーのデザインも とってもクール 白と黒のモノトーンのメリハリ感がセンスを感じます


各種設定ツールの揃った、設定マネージャーです

設定マネージャーとは別にMX Toolsというツールがあります MX Linuxを使うために必要なツールが揃っています アプリ管理ツールもここに有ります

そんなMXのアプリ管理ツールのMX Package Installerです テキスト表示でカテゴリー別に並んでいるので、欲しいアプリを見つけやすいツールです

定番のパッケージマネージャーのSynapticです デフォルトでも定番のアプリが揃っているので、初めての人でも色々なアプリをインストールする事ができます

ミュージックプレイヤーの音飛び問題
ミュージックプレイヤーはのAudaciousを追加でインストールします
VAIO TypePはDebian系のディストリで音飛びします その対策が比較的簡単なので自分はAudaciousを使います
Audaciousの設定で、出力プラグインのデフォルトで使われているPulseAudioを外します 他を選択 無事に音飛び解消します

軽量高音質のAudaciousです 音飛び対策したので、メディアフィルも問題無く再生されます

デスクトップ上の右クリックメニューです デスクトップの設定を開きます

デスクトップの背景は、なかなか良い感じのものがあります

ウェブブラウザのFirefoxです VAIO TypePには少しアレなので軽量ブラウザを使うのが正解ですね PalemoonかMidori辺りが、お勧めの軽量ブラウザです

オフィスアプリは定番のLibreOfficeが入っています

LibreOfficeは、もはや無料の領域を超えているアプリです

ファイルマネージャーは軽量高機能なThunarです

インストーラー
インストーラーは左上の[Installer]アイコンをクリックで起動します

MX Linuxの唯一のアレな部分ですが、インストーラーが英語です そんなに難しい単語は出ないので大丈夫ですが、もし不安な方はMX LinuxのインストールをVAIO TypePを使って解説した記事もありますのでご参考にでも


しかし MX Linuxを起動したVAIO TypePのCPUの安定感はハンパ無いですね ブラウザを起動した状態で放置してもこんな感じで妙に安定しています

そこそこのスペックなら判りますが、あの低スペックのTypePですよ これは本当に凄いです TypePのデフォルトのOS WindowsVistaを起動した時のCPUの挙動不審な動きから比べると信じられないくらい安定しています

あとがき
MX Linux 19.1はVAIO TypePで軽快に動作し、なかなか良いパフォーマンスを見せてくれました しかも安定したCPUは、TypePのユーザーに安心感を与えてくれます 低スペックパソコンで使うリスクを、軽減させてくれる良いパフォーマンスでした

Windows7の乗り換え先としても十分機能し、自分もイチオシの逸品です Debian系なのでサポートも万全、ネットでの情報も多く書かれているので安心して使う事のできるLinuxのディストリビューションです

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