2020.2 Ubuntu MATE 18.04.4 LTS 32bitを、古いノートPCのVAIO TypePで試してみた

Debian
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今日は先日リリースされた、Ubuntu MATE 18.04.4 LTSを試したいと思います Ubuntu MATEはアーキテクチャに32bit・64bit版がありますので、低スペックノートパソコンのVAIO TypePを使います

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Ubuntu MATE 18.04.4 LTS 32bit

Release 2020-02-12
Type Linux
Based on Debian, Ubuntu
Architecture i686, x86_64
Desktop MATE

ダウンロード

VAIO TypeP VGN-90HS

CPU Intel® Atom Processor Z540
RAM DDR2( SDRAM)2GB
STORAGE SSD64GB

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起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます 使用する言語を選択し[enter]キーを押し起動させます

起動動画です 参考にでも

起動しました 起動後の挙動は少し重さが気になります 設定で調整します

各種設定ツールが揃っているコントロールセンターです

コントロールセンターのウィンドウの設定で、「コンポジットウィンドウマネージャーを有効にする」のチェックを外します これだけでも軽く、挙動は全然違ってきます

アプリ管理ツールのSoftware Boutiqueです GUI操作にてアプリのインストールが出来ます

ファイルマネージャーは高機能なCajaです

ウェブブラウザのFirefoxです VAIO TypePでは軽量ブラウザを入れた方がいいですね midoriかPalemoon辺りなら、そこそこ軽快に使えると思います

オフィスアプリは定番のLibreOfficeが入っています

LibreOfficeの表計算アプリはTypePでも、そこそこ軽快に使う事ができます

デスクトップ上での右クリックメニューです 背景の変更を開きます

デスクトップの背景は風景画とオリジナルのものが収録されています

Ubuntu MATEにはRedshiftというブルーライトカットのアプリがあります

Redshiftは時間帯に合わせて設定、パソコンのモニターのブルーライトを効率よくカットさせます 起動するとパネルに常駐します

ミュージックプレイヤーはAudaciousをインストールします VAIO TypePではミュージックプレイヤーでメディアファイルを再生する時に音飛びします その対策が比較的簡単なので、自分はAudaciousを使います

しかし、まさかの音飛び無し!昨日のEliveに続いて音飛びなしのディストリに出会うとは とりあえず設定を覗きます

昨日のEliveはALSAでしたが、Ubuntu MATEはまさかのデフォルトのPulseAudio…

デバイスの動作

ノートパソコンにはFnキーが有って、モニターの輝度調整や音量調整を行う事が出来ます

輝度調整は起動直後に問題無く使う事ができます

音量調整も起動直後に問題無く使えます

因みに今更ではありますが、Wi-fiやBluetoothも特に設定する事無く動作します この辺のLinuxのデバイス認識能力はハンパ無く素晴らしいです

余程の古いパソコンで無い限り、Linuxはデバイスを認識し動作させます

インストーラー

インストーラーは起動時に日本語で起動すれば、日本語にてインストールできます 操作もGUIなので簡単にインストールできます

あとがき

Ubuntu MATEは低スペックノートPCのVAIO TypePでそこそこ使う事が出来ました 軽快に動作はしませんが少なくともWindowsより軽快に使えます 自分はVAIO TypePではMATEは無理かなって思いましたが、想像より使えたのでMATEデスクトップ環境に対してのイメージが少し変わりました

Ubuntu MATEは、比較的UIがWindowsに近いのでWindows7の乗り換えにはアリだと思います サポートもUbuntu系なので万全だし、情報もUbuntu系は豊富なのでググれば幾らでも情報は出てくるので、安心して使う事ができます

パソコンの動作スペックはWindowsVista世代以上なら余裕で動作すると思います 以前Core2Duoのパソコンで起動させましたが問題無く使えました

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