2020.06 軽量なArch系のAnarchy Installer 1.2.1を、dell OPTIPLEX 3010 にインストール日本語化

Arch
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今日はAnarchy Installer 1.2.1を使ってみたいと思います

Anarchy InstallerはUSA(アメリカ合衆国)発のArchLinuxのインストーラーで、ディストリビューションではありません Arch系は軽量に使えて独特の雰囲気を持ったディストリビューションが多いですが、インストール等が若干敷居が高いので、ある意味孤高の存在でも有ります

そんなArch系の敷居を下げたのはManjaro Linuxや、今回使うAnarchy Installerで、簡単にインストールできるArch Linuxで世界中で人気のインストーラーです

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Anarchy Installer 1.2.1

Release 2020.05.01
Type Linux
Based on Arch
Package Management Pacman
Architecture x86_64
Desktop Budgie, Cinnamon, GNOME, Xfce

Download

Anarchy Installer

dell OPTIPLEX 3010

CPU Intel Core™ i3 3220 3.3GHz
RAM 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM
STORAGE SSD128GB

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起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます このまま一番上で起動します

この画面が現れます 1を入力でインストーラーが起動します

言語の選択肢に日本語はないので英語にてインストールします

こんな感じでインストール方法等やユーザー情報を入力していきます

インストールは20分くらい掛かります インストールに掛かる時間はパソコンのスペックで前後します

インストール終了 パソコンをシャットダウンさせUSBメモリを確実に抜いて終了です

日本語化

locale.genを書き換える

Terminalを起動します 下記コマンドを入力
ja_JP.UTF-8」の行のコメントアウトを取ります

$ sudo vim /etc/locale.gen

Terminalにて下記コマンド入力

$ sudo locale-gen

locale.confを書き換える

Terminalにて下記コマンド入力

sudo vim /etc/locale.conf

言語の設定を下記の様に書き換え保存します

LANG=ja_JP.UTF-8

再起動にて設定は反映されます

Desktop

Anarchy Installer 1.2.1はパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルアイテム

アプリケーションメニュー

デスクトップ上での右クリックメニュー

Anarchy Installer 1.2.1の右クリックメニューは、メニューランチャーでアプリの起動ができます

デスクトップの設定

デスクトップの設定は、メニュー→設定→デスクトップ です
デスクトップの背景画像は厨○チックな画像ばかりで、俺得な感じです

システムツール

設定マネージャー

各種設定ツールの設定マネージャーです

パッケージ

パッケージマネージャーのパッケージです
自分的には物足りなさ感半端ないです

Thunar

軽量高機能なファイルマネージャーのThunarです
カスタマイズ性が高いので、自分の様なカスタマイズヲタには最適なファイルマネージャーです

Terminal

ターミナルエミュレーターです

もし自分がAnarchy Installer 1.2.1を使うなら、Terminalを一番使うことになりそうですね

アプリケーション

Chromium

ウェブブラウザのChromiumです このパソコンでは結構快適に使うことが出来ます

LibreOffice

定番のオフィスアプリのLibreOfficeです

ristretto

軽量画像ビューアのristrettoです

Parole

ミュージックプレイヤーのParoleと音量調節です

日本語入力設定

入力メソッドのFcitx関連をインストール設定します

Fcitxをインストール

Terminalで下記コマンドを入力

$ sudo pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitx-mozc

.xprofileを作成

Terminalで下記コマンドを入力

$ sudo mousepad ~/.xprofile

テキストエディッタが起動するので、下記を記載保存します

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

一旦再起動します

再起動後にはパネルにFcitxが常駐して居るので、クリックし設定を開きます

入力メソッドのタブで日本語キーボードMozcが設定されて居る事を確認します

ワープロを起動して日本語入力のテストをします

Youtube

あとがき

Anarchy Installer 1.2.1はめっちゃ軽くて、Arch Linuxが好きな人の気持ちが判りました 使って居る挙動が完全にWindows2000で、チャカチャカと気持ちいいくらいに軽快に動作します しかも厨○チックなデスクトップは自分的にグッときます

Anarchy Installer 1.2.1は滅茶苦茶おすすめしたいのですが、Arch系なのでその辺に対応できる方なら、うまく使いこなしていけるディストリビューションですね

そこそこ低スペックでも行けますが、できれば自分の様にWindows7モデル辺りをチョイスした方が、そのパフォーマンスを十分に発揮できると思います

この記事を書いた人
Hiroshi O

LN date…(えるえぬでいと)の管理人のHiroshi Oです
新潟県新潟市に生まれ、若い頃はフラフラと色々な所に彷徨っていましたが
やっと自分の居場所ってものが判り、地元に戻りました
とりあえず今できることを書いていきたいと思います

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