今日はExe GNU/Linux beowulf 20200707を使ってみたいと思います
Exe GNU/LinuxはUnited Kingdom(イギリス)発のDevuanベースのディストリビューションです 軽量なデスクトップで定評のTrinityでカスタマイズされたデスクトップは、シンプルだけど少々難易度が高め しかしその軽量なデスクトップのお陰もあって前回はVAIO TypePでも軽快に使う事ができ、日本人の軽量ディストリビューションマニアには悩ましい部分が多い代物です
前回はVAIO TypePで軽快なパフォーマンスが見れたので、今回はセレロンを使った64bitのパソコンを使ってみたいと思います

Exe GNU/Linux beowulf 20200707

ダウンロード
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0 ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます 上から2番目を選択しtabキーを押して下記の様にLocalesをja_JP.UTF-8に変更します
Enterキーは未だ押しちゃダメです

F4を押してキーボードレイアウトをJapaneseを選択しEnter キーを押します

起動しました・・が日本語フォントが文字化け
サクッとインストールしちゃいましょう
Synapticパッケージマネージャーを起動します
キーワードに「ja font」で検索をかけると続々出てくるのでお好きなフォントをインストールします 今回は人気の「さわらびゴシック」をインストールします

一旦ログアウトして、再ログインで日本語化されます ログインの際のパスワードは下記を入力します
User name | user |
Password | live |
Desktop
Exe GNU/Linuxのデスクトップはパネルが下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

パネルアイテム

アプリケーションメニュー


電源管理
電源管理の他にCPU稼働率モニターも搭載されています

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定
デスクトップの背景画像は多く用意されています 中には下記の様なお茶目なTrinityの画像もあります

System Tools
Trinity Control Center
各種設定ツールのTrinity Control Centerです
カテゴリーごとに大きく分けられているので割と使い易いかもしれませんね

Synapticパッケージマネージャー
唯一マトモに日本語化されているSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリをインストールできるアプリ管理ツールです

Konqueror
ファイルマネージャーのKonquerorです
Konquerorはファイルマネージャーの他に、ウェブブラウザや画像ビューアとしても機能します

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Applications
Konqueror
ウェブブラウザとしてのKonquerorです
しかし、見た目で判りますが色々と機能が足りていない事が判るため、他のブラウザを使った方が良いかもしれません

軽量繋がりでMidoriをインストールしました
軽量ブラウザなので、このパソコンでもそこそこ軽快に動作します

KWord
軽量なワープロアプリのKWordです

Gwenview
軽量画像ビューアのGwenviewです

Amarok
ミュージックプレイヤーのAmarokです

あとがき
世界中にあるディストリビューションの殆どは、日本語をサポートしていないものが多いです しかし設定を弄ることにより日本語化が可能です しかしExe GNU/Linuxは完全な日本語化は難しそうです インストールしてアレコレすれば良いのでしょうが・・・
地味に良いディストリビューションなので惜しいですね
お勧めしたいディストリビューションですが、日本語化の面でお勧めできないディストリビューションです

コメント