2020.07 Puppy Linux派生のSparky Bonsai 2019 を、Celeron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動

Debian
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今日はSparky Bonsai 2019を使ってみたいと思います

Sparky Bonsai はSparkylinuxとPuppy Linux Debian Dogの派生ディストリビューションです 両者のいいとこ取りのディストリビューションは、軽快・使い易さ・無駄の無いカスタマイズで、弱点の見当たらない仕上がり そんな仕上がりとは裏腹にデスクトップには盆栽が描かれて、シュールかつ幻想的なOSの雰囲気がすごくいい感じです

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Sparky Bonsai 2019

Release 2019.12.04
Type Linux
Based on Debian
Package Management DEB (apt)
Architecture x86_64
DesktopLXDE

Download

https://ja.osdn.net/projects/sparkybonsai/

ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU Intel Celeron N2830 (SoC) Processor
RAM DDR3L 4GB
VIDEO Intel® HD graphics
STORAGE SATADOM 64GB
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート
WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0
ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max)

Live BootできるUSBメモリの作成

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USBメモリを使って起動

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます このままEnter キーを押します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆ いい感じで動作します

live Bootでの日本語化

起動時は言語は英語で日本語フォントが文字化けしています
日本語化文字化け対策フォントインストールします
フォントはお気に入りのフォントを用意します

自分のお気に入りのフォントを貼っておきます

https://ipafont.ipa.go.jp/

日本語化

Terminalを起動します
下記コマンドを入力します

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -y install task-japanese locales-all
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG

文字化け対策

下記コマンドを入力、PCManFMを管理者権限で起動します

$ sudo pcmanfm

ファイルマネージャーのPCManFMが起動しました
/user/share/fonts/truetype/dejavuフォルダごと削除します

フォントインストール

/user/share/fonts にフォントファイルを追加します

セッションのオプションにてXサーバー再起動で日本語化されます

Desktop

Sparky Bonsai 2019のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルアイテム

アプリケーションメニュー

アプリケーションメニューはシンプルで使い易いです

日時

パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーをポップアップ表示します

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの設定

System Tools

LXTerminal

ターミナルエミュレーターのLXTerminalです

Synapticパッケージマネージャー

アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

PCManFM

軽量ファイルマネージャーのPCManFMです

Applications

Pale Moon

軽量ウェブブラウザのPale Moonです セレロンでは起動は少し遅いですが、軽快にブラウジングします

Sparky Conky管理

システムツールウィジェットのConkyをGUI操作にて管理できるツールです
日本語化するとフォントの大きさ絡みで若干レイアウトが崩れます
フォントの大きさを調整して編集すれば綺麗に表示されると思います

Viewnior

画像ビューアのViewniorです

Audacious

ミュージックプレイヤーが無いので、Audaciousをインストールしました
このパソコンはUSBスピーカーを接続しているので、音が出るための設定します

Audaciousの設定→オーディオ→設定 ALSA出力の設定で使用するデバイスを設定します

USBスピーカーの設定完了 音も問題なく再生されました

日本語入力

IBus関連をインストール

Synapticパッケージマネージャーを起動します
「ibus」で検索してIbusIbus-anthyをインストールします

.bashrcファイルを編集

テキストエディッタを起動します
Homeフォルダの.bashrcを開き、下記を末尾に追記し保存します

export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus

Xサーバーを再起動でIBusがパネルに表示されているのでクリックで設定を開きます
入力メソッドタブで日本語キーボード日本語-Anthyが設定されている事を確認します

テキストエディッタを起動し、日本語入力テストします

あとがき

Sparky BonsaiはPuppy Linuxのツールが少なめで、ある意味使い易さの面ではSparkyLinux色が強いです Puppy Linuxの大量の設定ツールって初心者には結構アレなんですよね この辺だけでもユーザーライクでお勧めできます

軽量の面でもかなり軽快に動作するので、Windows VIata世代のパソコンでも余裕で起動できるので、古いパソコン再生OSとしての需要は見込まれます

この記事を書いた人
Hiroshi O

LN date…(えるえぬでいと)の管理人のHiroshi Oです
新潟県新潟市に生まれ、若い頃はフラフラと色々な所に彷徨っていましたが
やっと自分の居場所ってものが判り、地元に戻りました
とりあえず今できることを書いていきたいと思います

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