今日はManjaro Linux 20.1 Xfceを使ってみたいと思います
Manjaro LinuxはArch Linuxベースのディストリビューションです とてもハイセンスな外観に世界中にはファンが多く、実は自分のその中の一人です Arch Linux系の外観の良さとは別次元の格好良さと軽快な動作はOSを選択する上では重要 逆に言うとManjaroを使わない理由を探すのが難しいくらいお勧めできるディストリビューションです
今日はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Manjaro Linux 20.1 Xfce

Release | 2020.09.11 |
Type | Linux |
Based on | Arch |
Package Management | Pacman, snap |
Architecture | aarch64, x86_64 |
Desktop | Awesome, bspwm, Budgie, Cinnamon, GNOME, i3, KDE Plasma, LXQt, MATE, Openbox, Xfce |
推奨システム要件
CPU | 1GHz |
メモリ | 1GB |
ディスク容量 | 30GB |
高解像度(HD)グラフィックスカードとモニター | |
ブロードバンドインターネット接続 |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

Download
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます Tz(タイムゾーン)Keytable(キーボードレイアウト)Lang(言語)を、下記のように選択して Enter キーを押します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆ 十分即戦力で使う事ができます

Desktop
Manjaro Linux 20.1 Xfceはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

パネルアイテム 左側

アプリケーションメニュー

パネルアイテム 右側

セッションのオプション
コンピューターのセッションのオプションを実行できます

デスクトップ上での右クリックメニュー
Manjaro Linux Xfceはアプリケーションを起動できるランチャーも付いています

デスクトップの設定
デスクトップの設定にはManjaroのハイセンスな背景画像が用意されています

System Tools
設定マネージャー
各種設定ツールの設定マネージャーです

Manjaroセッティングマネージャー
Manjaroの設定ツールです

Pamac
アプリ管理ツールのPamacです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Terminal
ターミナルエミュレーターのTerminalです

Thunar
高機能なファイルマネージャーのThunarです

Applications
Manjaro Linux 20.1 Xfceはバンドルされているアプリは少なめです
インストール後はお気に入りのアプリをインストールしましょう
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
最新バージョンの80.0.1がバンドルされています
セレロンのこのパソコンでは起動は遅いですが、起動後はそこそこ軽快に動作します 4GBメモリを積んでいる恩恵ですね

Viewnior
画像ビューアのViewniorです

Audacious
軽量高機能高音質のミュージックプレイヤーのAudaciousです

日本語入力
日本語入力のツールをインストール設定します
Fcitxをインストール
Terminalを起動します
下記コマンドを入力してツールをインストールします
$ sudo pacman -Sy
$ sudo pacman -S fcitx fcitx-mozc fcitx-congfigtool
.xprofileを作成
テキストエディッタのMousepadを起動します
下記を記載し、ホームフォルダに.xprofileで保存します
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
.xprofileは非表示ファルです 表示させるには設定が必要です
Thunarを起動します
メニュー→表示→隠しファイルを表示をチェックで表示されます

一旦ログアウトし再ログインで日本語入力できます
ログイン時のパスワード
ユーザー名 | manjaro |
パスワード | manjaro |
再ログインするとパネルにはFcitxが常駐されているので、クリックして設定画面を開きます
入力メソッドタブで日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

テキストエディッタのMousepadで日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
最近のManjaroは日本語環境での文字化けがなくなったみたいですね この辺の環境が整うと、日本での新規ユーザー獲得に益々拍車がかかり、Manjaroユーザーが増える予感がします
Manjaro Linux 20.1 Xfceは、Windows Vista世代のパソコンでも動作可能です 快適な動作を求めるのならWIndows7世代のパソコンを使った方がいいですね 今回使ったパソコンでも十分使う事ができるので、その辺をLive Bootしてみて試行錯誤するのも一考ですね
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