今日はKDE neon 20201013を使ってみたいと思います
KDE neonはUnited Kingdom(イギリス)のUbuntuベースのディストリビューションです 最新のKDEソフトウェアを搭載したデスクトップはKDEの魅力満載に仕上がっています シンプルでいて拡張性が高く、長く使うには飽きのこない充実したカスタマイズ性が人気のディストリビューションです
今日はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で起動してみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
KDE neon 20201013

Release | 2020.10.13 |
Type | Linux |
Based on | Ubuntu (LTS) |
Package Management | dpkg |
Architecture | aarch64, x86_64 |
Desktop | KDE Plasma |
Download
ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
KDE neonはBoot画面とかなく起動します

起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
普通に即戦力で使う事ができます

Live Bootでの日本語化
Live Bootでデスクトップを日本語化させます
System Settingsを起動しRegional Settingsを開きます
Languageタブを開き日本語に設定します

Formatsタブを開き日本語に設定します

Date & Timeタブを開きAsia/Japanに設定します

一旦ログアウトして再ログインで日本語化されます
KDE neonはログアウトすると自動的に再ログインします
Desktop
KDE neonのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です

パネルアイテム 左側

アプリケーションランチャー
KDE Plasmaのアプリケーションランチャーはウィジェットなので、好みのタイプをインストールして取り替える事ができます

パネルアイテム 右側

Status and Notifications
パネルアイテム右側のステータスと通知です

デスクトップ上での右クリックメニュー
KDEなのでメニューは多めです

デスクトップの設定
デスクトップの背景画像はオリジナルの画像が用意されています

System Tools
Sytem Settings
各種設定ツールのSystem Settingsです

Discover
アプリ管理ツールのDiscoverです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Dolphin
高機能なファイルマネージャーのDolphinです

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

Applications
Firefox
ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでは起動は少し遅い感じ 起動後はそこそこ軽快に動作します
4GB RAMの恩恵です

Gwenview
高機能な画像ビューアのGwenviewです

VLCメディアプレイヤー
メディアプレイヤーの定番VLCです
インストールして本格的に使うならミュージックプレイヤーは、追加インストールした方がいいですね

日本語入力
KDE neonにはim-configが入っているので日本語入力は、そこから設定します
im-configで設定
メニューランチャーの設定より入力メソッドを起動します
下記のウィンドウが開きます OKを押します

この画面が現れるのでIBusを選択してOKを押します

ibus-mozcをインストール
Konsoleを起動します
下記コマンドを入力
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc
一旦ログアウトして再ログインで日本語入力は使えます
再ログインするとパネルにはIBusが常駐しているので、クリックして設定画面を開きます
Input Methodタブを開き、日本語キーボードとMozcが設定されていることを確認します

テキストエディッタを起動して日本語入力のテストをします

インストール
インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動します
インストーラーは言語を選択して使う事ができるので、比較的簡単に扱う事ができます

あとがき
以前、KDE neonを絶賛した事が有りますが、相変わらずそのパフォーマンスは健在でした KDE Plasmaはデスクトップ環境としては、カスタマイズ性やユーザーをワクワクさせる機能が満載で使っていて飽きのこない環境です
そんなKDE Plasmaを満喫できるディストリビューション KDE neon
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