今日はDeepin 20.1(1010)を使ってみたいと思います
Deepin は、China(中華人民共和国)発のDebian GNU / Linuxに基づくオペレーティングシステムです Deepin Technologyが独自に開発したDeepin Desktop Environment(DDE)は、美しく使いやすい最小限の操作用デスクトップ環境で、システムには機能豊富なアプリケーションが多くプリインストールされています お洒落にカスタマイズされたデスクトップは、パーソナルで使われる方が多く、今一番人気爆進中のデスクトップ環境です
今日はCore i3 3220 搭載のdell OPTIPLEX 3010 にインストールしてみたいと思います
Deepin 20.1(1010)

Download
dell OPTIPLEX 3010

CPU | Intel Core™ i3 3220 3.3GHz |
RAM | 4GB DDR3 1600 MHz SDRAM |
STORAGE | SSD128GB |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください




起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま一番上で起動します
Deepinは、このままインストーラーが起動します

インストール
インストーラーが起動しました
使用する言語を選択します
下の二つのチェックボックスをチェックすると、Nextが現れます

インストールするパーティションを設定します
このパソコンにはWindows10が入っているのでAdvancedをクリックします

インストールするパーティションを下記の様にチェックし編集します

ディスクの編集画面で下記の様に編集します

最終確認です 確認後にContinueをクリックしてインストール開始させます

インストール開始しました インストールは15分前後で終了します

インストールにかかる時間は、パソコンのスペックで前後します
インストール終了です Reboot Nowをクリックでパソコンは再起動します
ここでは、このまま再起動させます

パソコンを再起動する際は、USBメモリを抜くのを忘れずに…
ユーザー情報入力
再起動するとこの画面が現れます
ユーザーの使用する言語を選択し、下のチェックボックスにチェックを入れます

使用するキーボードレイアウトを選択します

日本で販売されているWindows系のパソコンは上記でOKです
タイムゾーンを地図上をクリックして設定します

ユーザーネーム・コンピューターネーム・パスワードを設定します

ここでやっとDeepinが起動します
起動時にテーマとアイコンテーマを選択します

Desktop
起動しました 起動後の挙動は至って軽快 ★★★★☆
かなり快適に動作してくれます

Deepin 20.1(1010)のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です
ログイン画面(ロック画面)
初期設定で設定したユーザーパスワードを入力でログインできます

ロック画面は、設定したアイドル時間超過か、強制でコンピューターをロックさせる事ができます
こちらもユーザーパスワード入力でロック解除できます
パネルアイテム 左側・中央
パネル左側にはシステムツールが設置 中央にはアプリケーションランチャーが設置されていて、定番のアプリがセットされています

ランチャー
Deepinのメニューランチャーはシンプル且つ機能的なランチャーです

マルチタスク画面
クリックで表示されます
上部には起動しているワークスペース一覧、中央にはアクティブなアプリが表示されます

パネルアイテム 右側

Notification Center
クリックでデスクトップ右側より多機能な通知領域が現れます

デスクトップ上での右クリックメニュー

壁紙・スクリーンセーバーの設定
壁紙の設定はデスクトップ下部に表示され設定することができます
壁紙画像はオリジナルの画像が用意されています

System Tools
コントロールセンター
各種設定ツールのコントロールセンターです

ファイルマネージャー
Deepinのファイルマネージャーです

アプリストア
アプリ管理ツールのDeepinのアプリストアです
GUI操作にてアプリをインストールできるツールです

Terminal
ターミナルエミュレーターのDeepinのTerinalです
日本語を含め綺麗に表示されます

Applications
Browser
ウェブブラウザのBrowserです
Chromeがベースになっていて、かなり軽快に動作します

LibreOffice
オフィスアプリのLibreOfficeです
このパソコンでは軽快に動作します

Draw
ドローアプリ(ベクタ形式での表現を利用する画像描画アプリ)のDrawです
このパソコンでは軽快に動作します

Music
ミュージックプレイヤーのMusicです

日本語入力
Deepin 20.1(1010)には日本語入力関連ツールのFcitxがインストール済みです
Mozcのみインストールします
Fcitx-Mozcをインストール
Terminalを起動します
下記コマンドを入力します
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
一旦ログアウトします
Fcitxを設定
パネルよりFcitxをクリックし設定画面を開きます

入力メソッドタブでMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して、日本語入力のテストをします

あとがき
Deepin 20.1(1010)は、アプリがかなり機敏に動作します デスクトップも軽快に動作し、使っていて気持ち良いくらいのパフォーマンスです 最近Deepinデスクトップを積極的に導入しているディストビューションが多いのは納得ですね
コメント