今日は2021.05.29にリリースされた、Devuanpup 9.7.0 chimaera 4.0.alpha i386を使ってみたいと思います

DevuanpupはPuppy Linuxの派生ディストリビューションです
軽量なdevuan chimaeraパッケージをベースにビルド デスクトップにはTint2を使用したJWMとopenboxを採用
古いパソコンから最新のパソコンまでフォロー 多くのシーンで需要が見込まれます

今日はCore Solo搭載Panasonic Let’s note CF-R6にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
Devuanpup 9.7.0 chimaera 4.0.alpha

Release | 2021.05.29 |
Type | Linux |
Based on | Devuan |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | JWM, Openbox |
動作保証する環境
CPU | Pentium 166MMX |
メモリ | 128MB〜 |
256MB(5.x系) 768MB(6.x系) 1GB(7.x系〜) | |
ディスク容量 | 1GB (注1 ) |
(注1 ) 起動時にRAMへシステムを読み込み利用する仕組みで ハードディスク無しでも運用可能 |

ダウンロード
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動させる
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このままEnterキーを押します

起動しました 下に並ぶ夥しい数のパーティションは使用者の浅ましさを感じてしまいます

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
普通に即戦力で使うことができます

Devuanpup 32のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
パネルアイテム

アプリケーション
アプリケーションランチャーはWin9xテイストで、シンプルなランチャーが設置されています

セッションのオプション
パソコンをシャットダウン・ログアウト等実行できるツールです

日時
パネル上は日時を表示 クリックでカレンダーを表示します

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューは、アプリケーションランチャーが設置されています

System Tools
PupControl
各種設定ツールのPupControlです

JWMdesk
設定ツールのJWMdeskです 主に外観の設定ツールが揃っています

Puppy Package Manager
アプリ管理ツールのPuppy Package Managerです
GUI操作にてアプリのインストールを行うことができます

LXTerminal
ターミナルエミュレーターのLXTerminalです

ROX-Filer
軽量ファイルマネージャーのROX-Filerです

Applications
SeaMonkey
ウェブブラウザのSeaMonkeyです
このパソコンでは、そこそこ使うことができます

GPicView
画像ビューアのGPicViewです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

Geany
プログラミングに使うことができる、高度なテキストエディタのGeanyです

DeaDBeeF
軽量・高音質なミュージックプレイヤーのDeaDBeeFです

今回使用したパソコン
CF-R6AW1BJR

CPU | Intel(R) Core 2 Duo U7500 |
RAM | DDR2 SDRAM 1.5GB |
STORAGE | SATA 500GB |
Windows Vista Model | |
Vistaサポート終了で超安定のオフライン運用中 |
※このパソコンはワイヤレスネットワークアダプターが壊れているので、古いカードですが下記を使っています 規格は時代遅れですがそこそこ使えます しかもLinuxなのでドライバなしで使用できます

あとがき
Devuanpup 32は確かに軽量なディストリビューションでしたが、自分の想像よりは軽量ではありませんでした
実はWindowsXP世代のパソコン Pentium M753搭載のLet’s note CF-W4でレビューするべく起動〜インストールと進めましたが想像以上に軽快では無く、これはダメだろ… って他のパソコンを使うことにしました
次にチョイスしたパソコンはCore Solo U1300搭載の Let’s note CF-R5
WindowsXP世代後期のパソコンで、この辺ならさすがに行けるだろうと起動
「なんか違う ・・・このパソコンではダメだ」
気がついたらR5を強制終了してました
今回使ったCF-R6は、ネタ的には軽量な32bitのOSを使うのに64bitのパソコンを使うことに少し後ろめたさを感じつつもレビューし記事に纏めました
Devuanは明らかにDebianより軽量なディストリビューションです となるとDebian系のPuppyより軽いって思ってしまいますよね
なんか違ったんですよね
結局期待しすぎちゃったんですよね…

なんか悪いことばかり並べてしまいましたが、Devuanpupは軽量なLinuxなのは間違いありません
しかし過度の期待はしてはいけませんw
Devuanpupは良くも悪くも普通のPuppy Linuxです
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