Windows7とのマルチブートをしているCF-R6 数個のLinuxをインストールしましたが、もはや何をインストールしたのか判らなくなってしまっている状態ですw 今回インストールするのは軽量ディストリの一つ、MX Linux19をインストールしようと思います 以前VAIO TypePにインストールした時は良い感じだったので期待しています
このパソコンにはWi-Fiが付いていますが壊れています 修理するのも面倒なのでカードを差し込んでWi-Fiに繋ぎます Linuxならドライバとか無くても動くのでこういう時は便利です ※古いハードでもLinuxは認識しますが、モノによっては認識しない場合もあります

MX Linux 19

Type | Linux |
Based on | Debian (Stable), antiX |
Package Management | dpkg |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | Xfce |
ダウンロード
CF-R6AW1BJR

Intel(R) Core 2 Duo U7500
RAM: DDR2 SDRAM 1.5GB
STORAGE:SATA 500GB
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリで起動~インストール
USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
ブート画面が現れます F2キーを押して「日本語」を選択 [enter]キーを押しブート画面一番上で[enter]を押します Linuxの起動が始まります

インストール
デスクトップが現れます 若干挙動が怪しいので設定でデスクトップを軽くします CF-R6ではXfceデスクトップ環境は幾つかインストールしましたが、その中で一番動きが重いです ちょっと嫌な予感がします
Installerアイコンをクリックします

キーボード選択です 起動時に日本語を選択しているので問題なければ Nextをクリック

インストールするパーティションを選択します 当方はWindows7とLinuxを数個インストール済みなので、それ以外のパーティションを選択するので、カスタムインストールを選択 Nextをクリック

インストールするパーティションを指定し、オプションを設定します Nextをクリックするとインストール開始するので最終確認を忘れず

ブートローダーのインストール設定です これはデフォルトで問題ないので Nextをクリック

パソコンの名前とネットワーク関係の名前を入力をします Nextをクリック

ロケーション情報を入力します 問題なければNextをクリック

ユーザー情報を入力します Nextをクリック

入力終了です 終了まで待ちます このパソコンはCore2Duoを積んでいる低スペックパソコンなので時間がかかるのは覚悟していましたが、殊の外時間が掛かってしまいました
CF-R6より低スペックのVAIO TypePでここまで時間が掛からなかったのに。。 原因はなんとなく判ります このパソコンのアキレス腱の「熱問題」だと思います ファンレスのこのパソコンですがCore2Duoはメーカの想像以上に発熱しCPUの速度が著しく落ちる場合があります

まさかここにきて熱問題が出てくるとは思いませんでした
とりあえずインストール終了 約2時間かかりました 通常15分程度でインストール出来るLinuxのインストールがこんなに時間がかかってしまうなんて。。。

起動
マルチブートさせているので電源ONでブート画面が現れます
もはや全部表示されているのか判らなくなってしまった状態です できればここにFedoraも入れたいのですが、以前試したらインストーラーがクラッシュしてインストールできませんでした

起動後の挙動は若干アレなので設定 再起動しそこそこCPUは落ち着きを取り戻しましたが微妙なところですね

インストールに5.45GBくらい消費しました この辺は結構良い感じですね

カードも問題なく認識されてネットにも繋がります

ネットに繋がったところで、SynapticパッケージマネージャにてAudaciousをインストール この辺はそこそこ快適に動作します

Audaciousも軽快に起動 音も問題なく再生されます

Firefoxを起動 起動にはかなり時間がかかります これは想定内ですがブラウジングは比較的に軽快で問題なく実用レベルです しかし熱問題を考えるとYoutubeだけは観れません それと長時間のブラウジングは無理ですね

設定マネージャです

タスクマネージャでCPUの挙動は若干高めで、使ってみて様子をみないと判らないですね

あとがき
CF-R6の熱問題がまさかここに来て出るとは思いませんでした 今までXfceデスクトップのLinuxをインストールできていたので少し油断をしてしまいました インストール後半の90%辺りの速度の落ち具合はハンパ無かったです

USBメモリとHDDのアクセスランプはインストール開始時にはピカピカ光りアクセスしていましたが、終了時のGRUBをインストールしている頃には一分に1回も光らないレベルで気が遠くなってしまいました
CF-R6でMX Linux19を使ってみた印象は想像より軽快ではなく、しかしその問題の原因はCPUの熱問題です MX Linux19はAtomのTypePで想像より軽快に動いた訳ですから、CPUの熱問題は想像以上に根深い事を改めて考えさせられました
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