今日はLinux MintのCommunity Editionsの、Linux Mint 18.3 KDE Plasma 32bitを使ってみます
KDE Plasmaは人気のデスクトップなので、公式エディションに無いのが不思議ですよね Linux Mintは人気のディストリなので有っても良さそうですが
アーキテクチャが32bit版も有るのでVAIO TypePで試してみたかったですが、今回はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64を使います
Linux Mint 18.3 KDE Plasma 32bit LTS Community Editions

Release | 2017.12.15 |
Type | Linux |
Based on | Debian, Ubuntu (LTS) |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | Cinnamon, MATE, Xfce, KDE Plasma |
ダウンロード
LS-4-64

CPU | Intel Celeron N2830 (SoC) Processor |
RAM | DDR3L 4GB |
VIDEO | Intel® HD graphics |
STORAGE | SATADOM 64GB |
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max) |
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



USBメモリを使って起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます このまま[enter]キーを押します

起動しました 起動後の挙動はそこそこ軽量 デフォルトで使える感じです

Liveセッションでの日本語化
言語はドイツ語なので日本語に変更します KDE PlasmaなのでGUI操作で変更できます 設定ツールの System Settingsを使います
言語・Format・Date/Timezone・キーボードレイアウトを日本に変更します




作業終了後に一旦ログアウトします 再ログインで変更点は反映されます ログイン時のユーザー名とPASSは下記です
USER NAME | live Session User |
Password | ー |
Desktop
再ログイン完了

メニューランチャー
KDE Plasmaのデフォルトのメニューランチャー大きすぎて使いにくいんですよね でもウィジェットとして変える事も出来るから問題無しですね

Konsole
ターミナルエミュレーターのKonsoleです

ソフトウェアの管理
アプリ管理ツールのソフトウェアの管理です GUI操作にてアプリのインストールが行えるので、Linux初心者でも簡単に扱う事ができます

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールの定番Synapticパッケージマネージャーです こちらもGUI操作にてアプリのインストールが行えます

System Settings
各種設定ツールのSystem Settingsです 日本語化作業はこのツールだけで行えます

Dolphin
ファイルマネージャーは、高機能のDolphinです

Firefox
ウェブブラウザは定番のFirefoxです このパソコンはセレロンなので起動は遅いですが、そこそこ軽快にブラウジングできます

KMail
メールクライアントはKMailです

LibreOffice
オフィスアプリは定番のLibreOfficeです

LibreOfficeはセレロンのパソコンでも、そこそこ軽快に使う事が出来ます

Redshift
ディスプレイのブルーカットツールのRedshiftです 夜パソコンを使う方の必須アイテムですね これを使うと使わないとで、安眠が全く違います
それくらいディスプレイのブルーライトは目を疲れさせます

起動するとパネルに常駐し、ディスプレイのブルーライトを時間帯で管理します

USBフォーマッターとイメージライター
Linux Live Bootの必須アイテム、USBフォーマッターとイメージライターです ちょっとしたフォーマット作業はパーティションエディッタのGPartedより、こっちの方が効率よくに使えます

デスクトップ上の右クリックメニュー
デスクトップ上の右クリックメニューです Configure Desktopを開きます

デスクトップの設定
壁紙はCommunity Editionsなので、KDE関係のものばかりです

インストーラー
インストーラーはメニューランチャーから起動します

言語を選択してインストールできるので、比較的簡単に使えると思います

あとがき
Linux Mint 18.3 KDE Plasmaはセレロンのパソコンで、そこそこ軽快に使う事が出来ました Linux Mintはアプリも良い具合に揃っていて、使いやすい事もありインストールして使いたくなります
となるとVAIOTypePでは、って思いますよね
とりあえずTypePで起動して使ってみました

使えました 調子に乗ってウィジェットも設置したりして… しかしウィジェットに表示されるCPUのパーセンテージを見て怖くなり電源を切りました TypePで使えるけどCPU稼働率がハンパ無いです
Linux Mint 18.3 KDE Plasma 32bit LTS Community EditionsはWindows7の乗り換えには、あまりオススメできません
ドイツで使う事を前提に作られている為、完全な日本語化は見込まれないし、遊びで使う分には楽しめると思いますが、インストールはアレかと思いますね
Linux Mintを使うのなら、公式版のCinnamonかXfceを選択した方が良いですね Linux Mintは、全力でオススメのディストリビューションです

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