2020.12 軽快なManjaro MATE 20.2 Nibia 201212を、Celeron N2830 搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64にインストール

Arch
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今日はManjaro community editionのManjaro MATE 20.2 201212を使ってみたいと思います

またManjaroか!!

昨日、とある読者さんとSparkyLinux MATEが軽いと話していたことろ閃きました

SparkyLinuxに近いテイストの、あのArchLinuxベースのディストリビューションもひょっとすると…..

Manjaro 20.2 Nibiaについてのアレコレは先日書いたManjaro KDE 20.2 Nibiaの記事をご覧ください

今日はCeleron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64にインストールしてみたいと思います

インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします

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Manjaro MATE 20.2 Nibia 201212 ( Manjaro community edition )

Release 2020.12.12
Type Linux
Based on Arch
Package Management Pacman, snap
Architecture aarch64, x86_64
Desktop Awesome, bspwm, Budgie, Cinnamon, GNOME, i3, KDE Plasma, LXQt, MATE, Openbox, Xfce

推奨システム要件

CPU1GHz
メモリ1GB
ディスク容量30GB
高解像度(HD)グラフィックスカードとモニター
ブロードバンドインターネット接続

この数値は公式よりアナウンスされているものです

Manjaro Linux
ManjaroLinuxはArchLinuxをベースとした、ユーザーフレンドリーなディストリビューションですManjaroはArchLinuxと互換性を持ち、ArchLinuxと同様にローリングリリースモデルを採用 アプリ管理にもpacma...

Download

Manjaro
ThispageprovidesanoverviewofManjaroLinux,anopensourceoperatingsystemdesignedforeaseofuse.Learnaboutitsfeatures,installation,andsupportoptions.GetthemostoutofMan...

ECS LIVE STATION LS-4-64

CPU Intel Celeron N2830 (SoC) Processor
RAM DDR3L 4GB
VIDEO Intel® HD graphics
STORAGE SATADOM 64GB
LAN機能1x GIGABIT LAN ポート
WiFi IEEE 802.11b/g/n + Bluetooth4.0搭載ストレージ
ワイヤレス給電 (Qi)Qi V1.1.2 (5V1A=5W max)

Live BootできるUSBメモリの作成

パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください

Rufus (ルーファス) を使ってISOファイルからBoot USBを作成する
Rufus(ルーファス)とはISOファイルをUSBメモリに書き込む事の出来るソフトです準備先ずはRufusをダウンロードします下記公式ページよりダウンロードできますDownloadRufusはインストールしなくても使えるアプリです使用方法ダ...
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成する
MacでUnetbootinを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します 作業に使うMacはMacBookAirでOSⅩのバージョンは「HighSierra」ですUnetbootinをダウンロードまずはUnetbootinをダウン...
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LiveBootUSBメモリを使えばLinuxを自分のパソコンにインストールすることなく試す事ができます作業にはGPartedとUNetbootinを使用します準備UNetbootinインストール使用しているディストリビューションのTerm...
Linux Mintで簡単にLive BootできるUSBメモリを作成
LinuxMintにはUSBメモリフォーマッタとUSBメモリライタというアプリがバンドルされていますこのアプリは名前のごとくUSBメモリのフォーマット・USBメモリのライティングアプリですしかも使い方が簡単!!自分の知っているこの辺のアプリ...

起動させる

USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します

この画面が現れます tz(タイムゾーン)keytable(キーボードレイアウト)lang(言語)を、下記のように選択して Enter キーを押します

起動しました

インストール

インストーラーは左側にあるアイコンをクリックで起動しましす

使用する言語を選択します (Boot時で日本語を選んでいるのでデフォルトは日本語になっています)

ネットワークをWi-Fiを使う場合はインストーラー起動前に接続しておきましょう

ロケーションを地図上を選択して設定します

キーボードレイアウトを設定します
日本で販売されているWindows系のパソコンは、下記の様にデフォルトでOKです

インストールするパーティションを選択します
通常は一番上ですが、このパソコンにはWindows10が入っていて、残してマルチブートにするので、一番下の手動パーティションを選択します

インストールするパーティションを下記の様に編集します

ユーザー情報を入力します

最終確認です
問題が無ければインストールを押します

インストールが始まりました

通常は15分前後で終了しますがパソコンのスペックで時間は前後します

インストール終了です
コンピューターをシャットダウンさせUSBメモリを確実に抜いて終了です

マルチブート画面

インストールしたコンピューターのBoot画面です
Windows10も問題なく起動します

Dsektop

このパソコンでの起動後の挙動は至って軽快 ★★★☆☆
かなりいい感じで動作します

Manjaro MATE 20.2 Nibia 201212のデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左ダブルクリック実行の設定です

ログイン画面

ログイン画面ではユーザーネームとパスワードを入力でログインできます

Liveセッションでは下記を入力でログインできます

 UserName  manjaro 
 Password  manjaro 

ロック画面

設定したアイドル時間超過か、任意でコンピューターをロックさせる事ができます
パスワード入力でロック解除できます

ワークスペーススイッチャー

デスクトップ左上端をクリックで下記の様にワークスペース一覧が表示されます

パネルアイテム 左側

Brisk Menuランチャー

メニューランチャーはMATEのシンプルなBrisk Menuランチャーが設置されています

パネルアイテム 右側

ネットワーク

有線ネットワーク・接続可能なWi-FiのSSIDを表示・設定・接続ツールです

デスクトップ上での右クリックメニュー

デスクトップの背景の設定

デスクトップの背景の設定には、Manjaro系のセンスのいい背景画像も収録されています

System Tools

コントロールセンター

各種設定ツールのコントロールセンターです

Manjaroセッティングマネージャー

Manjaroの設定ツールです

Pamac

アプリ管理ツールのPamacです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです

Caja

ファイルマネージャーのCajaです

Applications

Firefox

ウェブブラウザのFirefoxです
このパソコンでの起動はそこそこ素早く起動します 起動後もそこそこ軽快に動作できました
これはハッキリ言ってビックリしました 今までこのパソコンでFirefoxをここまで軽快に動作させたOSは無かったでしょう

ONLYOFFICE

オフィスアプリのONLYOFFICEです
このパソコンではそこそこ軽快に動作します

Eye of MATE

画像ビューアのEye of MATEです
このパソコンではそこそこ軽快に動作します

Lollypop

ミュージックプレイヤーのLollypopです

日本語入力

日本語入力関連ツールのインストールと設定をします

Fcitxをインストール

今回はPamacを使ってインストールします
「fcitx」で検索し、fcitxfcitx-mozcfcitx-configtoolをインストールします

.xprofileを作成

テキストエディッタを起動します
homeフォルダに.xprofileを作成し、下記を記述して保存します

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

ファイルマネージャーは隠しファイルは表示しない設定になっています
.xprofileは非表示ファイルなので、保存後はファイルマネージャー上では表示されません ファイルマネージャーの設定で、隠しファイルを表示するにチェックを入れると表示する事ができます

一旦ログアウトします

Fcitxを設定

再ログインするとパネルにはFcitxが常駐しているので、クリックして設定を開きます

入力メソッドタブで日本語キーボードMozcが設定されている事を確認します

ワープロアプリを起動して日本語入力のテストをします

Core2Duo搭載のPanasonic Let’s note CF-R6でも起動してみる

Manjaro MATE 20.2 Nibia 201212は中々いい感じなので、更に低スペックのパソコンでも起動してみます Windows Vista世代のCore2Duo搭載のCF-R6を使います

CF-R6AW1BJR

CPU Intel(R) Core 2 Duo U7500
RAM DDR2 SDRAM 1.5GB
STORAGE SATA 500GB

起動後の挙動は至って軽快
軽量なアプリは普通に使えます ウェブブラウザのFirefoxは起動は遅いですが、そこそこ使えます このパソコンにインストールして使うのなら軽量ブラウザを使ったほうがいいですね

CPUが不気味なくらい大人しいです メモリの消費量はMATEならこんなものでしょう 中々いい感じです これなら普通にインストールして使いたくなります

フォントインストール

使っていて少々気になった表示があったので、念のため日本語フォントをインストールしました

Manjaro MATE 20.2 Nibiaでのフォントインストールは簡単です
インストールしたいフォントをクリックすると、下記の様にビューアが開き、右上のインストールをクリックで簡単にシステムにインストールできます

とりあえず自分のお気に入りのフォントサイトを貼っておきますね

https://ipafont.ipa.go.jp/

あとがき

ECS LIVE STATION LS-4-64を購入して3年

ついに理想のLinuxディストリビューションに出会いました

相性は最高に良く、ストレスフリーでとても軽快に動作します


Manjaro MATE 20.2 Nibia 201212
一つだけ難を言えば消費される容量がもう少し少なければ良かったのですが。。。
ま、ここまで仕上がっているので、これくらいは我慢しなきゃですかね

ストレージ容量はケチらず、もう少し多く用意した方がいいですね
12GBは正直少な過ぎw

コメント

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