今日は2021.05.21にリリースされた、antiX 19.4 386 Baseを使ってみたいと思います
antiXはGreece(ギリシャ)発のDebianベースの軽量ディストリビューションです antiXは古いコンピューターでも快適に使える「antiXMagic」をユーザーに提供 多くのLinuxのユーザーに軽量でありながらフル機能し柔軟で無料のOSを提供します
antiXは最低256MBのRAMで起動可能 インストールは4.0GB以上のハードディスクから使うことができます
今日はPentium M 753 搭載のLet’s note CF-W4にインストールしてみたいと思います
インストールする際は、インストール前にLive Bootで試す事をお勧めします
antiX 19.4 386 Base

Release | 2021.05.21 |
Type | Linux |
Based on | Debian |
Package Management | dpkg |
Architecture | i686, x86_64 |
Desktop | Fluxbox, IceWM, JWM |
システム要件
CPU | ー |
メモリ | 192MB(256MB推奨) |
ディスク容量 | antiX-fullは最低5GB antiX-baseは3GB antiX-coreは1GB antiX-netは0.7GB |
antiXは、事前構成された128MBスワップを備えた 192MBの古いPIIシステムから、最新のコンピューター まで起動させる事ができます |
この数値は公式よりアナウンスされているものです

Live Boot時のユーザーネームとパスワード
Live Bootで使用中にパスワードを求められたら下記を入力します
ユーザーネーム | demo |
パスワード | demo |
Download
Live BootできるUSBメモリの作成
パソコンからUSBメモリを使ってLinuxを起動できるUSBメモリを作成します Windows・Mac・Linuxを使っての作成方法は下記記事を参考にしてください



起動
USBメモリを使っての起動は、Bios画面のBootメニューで一番に起動するデバイスを、USBメモリを選択します そして再起動します
この画面が現れます F2を押して使用する言語を変更し起動させます

起動しました 左側のインストーラーのアイコンよりインストーラーを起動させます

インストール
インストーラーが起動しました
使用するキーボードのレイアウトを設定します

インストールのタイプを選択します
このパソコンはパーティションを切ってあるので、任意のパーティションにインストール可能なディスクレイアウトをカスタマイズを選択します

インストールするパーティションとSwapパーティションを選択設定します

Swapパーティションは無くともインストールは可能です
ブートローダーを設定します
ここは余程のことがない限り弄る必要はありません

コンピューターIDを入力します
ここも特に拘りが無ければ、このままでも構いません

ロケールとタイムゾーンを設定します

必要なユーザー情報を入力します

情報入力は終了です 後はインストール終了を待ちます

インストール終了です パソコンをシャットダウンさせ、USBメモリを確実に抜いて終了です

Desktop
このパソコンでの起動後の挙動は、至って軽快 ★★★☆☆
Windows XPモデルのパソコンですが軽快に動作します

antiX 19.4 386 Baseのデスクトップはパネルは下に設置 マウスは左シングルクリック実行の設定です
パネルアイテム

アプリケーション
アプリケーションランチャーは、iceWMのシンプルなランチャーが設置されています

サウンドコントロール
サウンドデバイスの音量調節です クリックで下記のようにサウンドミキサーでの音量調節も可能です

右クリックメニュー
デスクトップ上での右クリックメニューは、アプリケーションランチャーが設置されていますす

壁紙設定
壁紙設定には、オリジナルの背景画像が用意されています

System Tools
antiX Control Center
各種設定ツールのantiX Control Centerです

ROXTerm
ターミナルエミュレーターのROXTermです

ROX
超軽量ファイルマネージャーのROXです

Synapticパッケージマネージャー
アプリ管理ツールのSynapticパッケージマネージャーです
GUI操作にてアプリのインストールを行えるツールです
日本語入力関連ツールのインストールに役立つので、追加インストールしました

Applications
SeaMonkey
ウェブブラウザのSeaMonkyです
低スペックパソコンでの最大の鬼門のウェブブラウザですが、さすが軽量なSeaMonky
起動こそ遅いですが、起動後はそこそこ動作してくれます

Mirage
画像ビューアのMirageです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

Leafpad
テキストエディタのLeafpadです
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

XMMS
ミュージックプレイヤーのXMMSです
軽快に動作しますが、残念ながらメニューが盛大に文字化けします

Audacious
高機能なミュージックプレイヤーのAudaciousを追加インストールしました
このパソコンでは、そこそこ軽快に動作します

今回使用したパソコン
CF-W4HW8AXR


CPU | Pentium M753 1.2GHz |
RAM | DDR2 PC2-3200 512MB |
STORAGE | Ultra ATA100 60GB |
WindowsXP Model 2005 |
あとがき
antiX 19.4 386 Baseは安定の超軽量ディストリビューションです 想像通りの安定感は面白みにかけますが、安定して32bitパソコンが使える安心感は半端ないです
今回インストールに消費した容量は2.95GB システム要件に書いてある3GBには嘘偽りないです

インストールするパソコンはWindows XPモデルから行けます このパソコンでも、ここまで動作できるのでペン3や4でもいけそうな感じ うちにも北森ペン4自作機があるから、いつか試してみたいですね
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